ウマ娘 プリティーダービー Season 3 BS11(10/11)#02

第2話　スタートライン

　

ドゥラメンテに皐月賞も日本ダービーも勝てなかった。

圧倒的な敗戦で背中を追いかけることも出来なかった。

キタサンブラックは敗北感を味わい落ち込んでいた。

憧れのトウカイテイオーみたいには成れなかった。

落ち込みながらも日々のロードワークは欠かさない。

町でドゥラメンテの骨折のニュースを知る。

クラシック三冠に王手で誰しもが期待していただけに大ニュースだった。

しかも菊花賞の欠場だけでなく、年内復帰も難しい。

チームスピカでもドゥラメンテ骨折のニュースを知って心配だった。

カノープスはネイチャの時と同じだね。

勝てるかもしれない、でもリベンジは出来ない。

複雑な思いで泣き叫ぶキタサンブラック。

そんな彼女にナイスネイチャが声をかける。

憧れたトウカイテイオーになれるのはドゥラメンテだった。

圧倒的で格好良く勝った。

ドゥラメンテの欠場で勝てるかもと考えた自分は、既にトウカイテイオーじゃない。

それはトウカイテイオーが骨折して欠場した菊花賞と同じ。

ナイスネイチャーは勝てるかも、勝ちたいと考えた。

彼女にとってもトウカイテイオーは眩しくてキラキラ輝く憧れの存在。

眩しいスターで圧倒的でも奢ること無く努力している。

でも観客はトウカイテイオーが参戦していればと話した。

ふざけるなと思った、言わせない、そんなことは言わせない。

勝つのは自分だから自分を見てと思った。

キタサンブラックも同じ状況。

怖くて勝てるか自信ない、でも走る限りは誰もが勝ちたい。

ズルくて弱くて格好悪くても良い。

その全てがキタサンブラックなんだから。

ナイスネイチャーの話で同じ思いを持っていても良いと分かる。

それが普通、誰もが憧れるトウカイテイオー、でも誰もがなれるわけじゃない。

格好悪くても勝ちたい、それが普通、それが現実。

立ち直ったキタサンブラックはトレーニングを頑張る。

菊花賞で先行馬のポジションで前を狙うレース展開。

菊花賞は長距離で上り下りのある難しいコース。

最後の直線で掻き分けて抜け出した。

それでも独走ではない。

ゴールを目指すウマ娘と並びながらの根性勝負。

少しの差で勝利した、根性勝ちだった。

初めてのGI勝利だった。

ーーー次回　「」ーーー

　

憧れたトウカイテイオーには成れなかった。

でも勝ちたい、負けたくない。

圧倒的なライバル不在はチャンス。

そんなズルさが嫌だったが負けるのも嫌。

今度の菊花賞の舞台はナイスネイチャーの時と同じ。

彼女の思いはキタサンブラックと重なる。

トウカイテイオーのようなキレイで圧倒的な勝利ではない。

ギリギリの勝負で根性勝ち。

それでも勝利は勝利、優劣はない。

ここからキタサンブラックの歴史が始まった。

菊花賞のレース運びは先行馬でしたね。

まだ得意の逃げでは無かった様子。

長距離で逃げ馬が勝つのは難しいですからね。

例外はセイウンスカイらしい。

今回はナイスネイチャーが主役でした。

2期でのテイオーが居たらなんて言わせない、の名言再びでした。

アイキャッチのナイスネイチャーがチアガール。

ゲームの衣装違いキャラでした。
EDは1期を彷彿とさせる映像と雰囲気。

すこしアイマスおも思わせるパステル感。