スパイ教室 BS日テレ(8/03)#16

第16話　MISSION<忘我>IV

　

ティアたちはマティルダを本国に脱出させるために行動を開始する。

港からコンテナに隠れて脱出するしか術はない。

そのためにティアたちは暴れて揺動する作戦。

クラウスは陸軍が取調べする殺害現場を訪れていた。

そこは観光客の金品を奪いカジノで負けて借金を背負わせる集団のアジト。

ティアたちが襲撃したが、その後に何者かが再度襲撃。

ピアノ線を利用して犯人たちを切り刻んだらしい。

クラウスはティアたちの状況を推理した。

アネットに似た関係者を脱出させようとしている。

しかしティアたちは帝国側から増員が送られる可能性を理解していない。

帝国から送り込まれたスパイは白蜘蛛。

マティルダと合流する。

しかしマティルダを助けるために行動するわけではない。

マティルダは捨て子のアネットを拾った。

整形して自分の子供に似せて育てた。

しかし任務遂行のために利用しただけ。

不気味で懐かないアネットは何度も殴って記憶を失った。

少しやりすぎて左目を失明させてしまったらしい。

だからアネットに親子の愛情はなく、利用する手駒でしかなかった。

ティアは帝国に向かう船に隠れることは危険過ぎる。

そこでライラット王国に向かう船に忍び込んで国外に逃亡する。

そこから帝国に向かえば良い。

そんなティアを狙撃する白蜘蛛。

クラウスが彼を発見、追い詰める。

白蜘蛛はクラウスには敵わないことを知っていた。

しかし必死で逃亡を図る。

ティアはマティルダを信じていなかった。

むしろ不審に思っていた。

それでもアネットのためにと作戦を遂行する。

ティアたちを手玉に取るのは簡単と内心考えていたマティルダ。

白蜘蛛はホテルに爆弾を仕掛けていた。

その解除に向かうクラウス、何とか彼からの追求を逃れた。

港ではモニカが陸軍を陽動、撹乱する。

そしてマンホールを利用して脱出。

クラウスに出迎えられる。

アネットが最後の別れを告げる。

工具箱を交換して分かれる。

クラウスはアネットと合流。

アネットは全てを理解していた。

マティルダから血の匂いがしたので、運び屋は嘘だと見抜いていた。

そして母親の存在をティアから学んだ。

彼女にとっての母親はティアであり、マティルダではなかった。

だから彼女に制裁を与えることには躊躇わなかった。

予定したコンテナとは別のコンテナに彼女を誘導した。

番号は偽装した、そして工具箱も入れ替えた。

彼女が起爆スイッチを押せば自分の工具箱が爆発する。

自ら自分のコンテナを爆破してしまった。

そしてアネットには制裁を与える理由がもう一つあった。

4年前に別れたときから変わっていないと告げた。

でも身長が少し伸びていた。

ティアは自身の甘さに落ち込み、反省していた。

クラウスはリーダー、紅炉の言葉を告げる。

次の任務を完璧に遂行させれば良い。

それはティアの憧れる人の言葉で最も効果があった。

ーーー次回　「」ーーー

　

実は親子関係のなかったアネットとマティルダ。

そしてアネットには母親の意味が分からない。

でも学習した彼女の母親的存在はティアだった。

意外性のある結末がウリの作品。

アネットの生い立ちやスパイとしての優秀性を物語るエピソード。

そしてティアが甘すぎるほどに甘いが母親に最も近い存在でした。

ティア、リリィたちが活躍するとクラウスはサポートに回る。

そんな形でフォロー役になるのがベストな立ち位置なのでしょうね。