うちの師匠はしっぽがない TokyoMX(12/09)#11
第11話 オレの芸、お前で終わらせてくれよな
文明開化のご時世に、日本は急ピッチで開発を進めた。
かつての価値観が壊れ、神社が移転させられることもあった。
そんな神として周辺を守ってきた狐のお社が壊される。
人間を化かして、必死で抵抗したが力足りず破れてしまった。
そんな狐を見つけ俺の弟子になれと連れ帰った文鳥。
大黒亭の弟子を取らない文鳥が文孤を連れ帰ったから一大事。
園紫は明らかに妬みの目を向ける。
先ずは見習い期間、白團治、園紫が作法を教えるが興味なし。
今までは人間が神を敬い仲良く暮らせてきた。
それが変わって共に暮らせなくなった。
人に仇なす狐となってしまった。
文鳥がお得意さんのお大臣のお座敷に招かれた。
宴会の席で落語を披露するが誰も聞いていない。
それでも当時のトップを個人的に呼べるのはお金持ちでありステイタスだった。
そのお金持ちが再開発の名の下に社の破壊を命じる。
自分と同じことが繰り返されると憎しみの炎を燃やす文孤。
文鳥は傲慢で軽薄に変わりゆく人間が嫌いだった。
それでも彼の話で笑ってくれるお客さんは好きだった。
自分の中に矛盾を抱えた文鳥だった。
明日は、俺のとっておきを見せてやる、惚れるなよ。
高座で大ネタ、百年目を演じる文鳥。
その話の中には昔の世界があった。
狐を敬い共に生きる人間が居た。
文孤の求める懐かしい世界が落語の中にだけは残っていた。
人は直ぐに変わってしまう、でも虚ろわず変わらない物もある。
だから人間は面白い。
文孤は5年で真打ちとなった。
文鳥は自分の芸が嫌い。
だからお前で終わらせてくれと言い残した。
歌緑の下に向かおうとするまめだ。
白團治に会いに歌緑から訪れた。
ーーー次回 「君が面白くちゃ意味がない」ーーー
文孤が落語家になった理由。
それは落語の中に、彼女が愛された神仏を敬う世界があったから。
そして彼女を傷つけ社を壊した人間を化かすため。
そんな彼女と師匠、文鳥との出会い。
文鳥も人間は好きでも有り嫌いでもあった。
そんな生きるための芸を彼は嫌ったのだった。
だからこそ、大黒亭の名は誰にも継がさず、芸も残さなかった。
そんな遺言に囚われる必要もないと白團治だけが自由な発想をしていた。
文鳥が嫌いな芸を昇華させれば良い。
そうすれば後世に残すことも許される。
そんな考えが良さそうですね。
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