勇者パーティを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う TokyoMX(10/16)#03

第3話　もう一人の最強種

　

盗賊団、漆黒の牙を捕獲した褒美に報酬が与えられた。

冒険者ランクも特例でFからEにランクアップ。

それでリッチな夕食を食べて宿に泊まる。

一室しか空いていなかったのでカナデと同室になる。

カナデはレインなら信用できるからと同室を嫌がらない。

希少種の猫霊族なのでカナデに言い寄る人間は多かった。

そんな中でレインだけは彼女の力を目的としていない。

それどころか一人の少女として扱ってくれるので居心地がいい。

ギルドではストライド橋で勝負を挑む番犬、ならず者の討伐依頼があった。

なんでも大陸と繋がる橋で勝負を挑まれるらしい。

数々の冒険者が負けて帰ってきた。

彼らは相手のことを黙して語らない。

報酬は金貨5枚なので破格、直ぐに引き受ける。

大きくて立派な橋で通れないと不便。

そこにドラゴンが飛来してきた、焦る二人。

ドラゴンは最強種、勝てるかは不明。

竜族のタニアが橋で勝負を挑んでいた。

竜族は15歳になると訓練の旅に出る掟がある。

そこで彼女は橋で強そうな相手に勝負を挑み続けてきたのだった。

2対1でも構わないと勝負を挑まれる。

カナデも最強種、タニアとは互角に近接格闘で戦える。

しかしタニアには炎のブレスなどの飛び道具がある。

離れると危険。

そしてレインは気づいた、ビーストテイマーなら、それらしい戦闘がある。

カナデの力を借りて肉弾戦で挑む必要など無い。

その力に酔ってしまっていたかもしれない。

カナデに時間稼ぎを頼んで、レインは小鳥をテイムする。

仲間を集めてもらってタニアに攻撃させる。

小鳥など煩わしいだけ？と思ったら毒を持つビトーだった。

神経麻痺毒なので動けなくなり負けを認める。

ギルドに報告、少女に負けたのが恥ずかしくて冒険者は詳細を話さなかった。

タニアの正体が知られると大騒ぎになる。

仮装していることにする。

タニアに何かを無理強いすること無いレインが気に入った。

仲間として同行すると修行になりそう。

タニアもレインと契約する。

最強種の2人と契約できるなんて夢みたい。

レインは自分を信じられない。

勇者パーティは森の捜索で失敗して疲れていた。

レインが居れば食料運びから探索まで便利だったのに。

それならレインを騙して仲間に呼び戻して再利用すれば良い。

ーーー次回　「竜族の力」ーーー

　

勇者パーティを追放されてから運が向いてきたレイン。

最強種のカナデだけじゃなく、竜族の少女タニアとも契約。

これで既に最強のビーストテイマーじゃないの？

事実を知られると冒険者からも僻みと妬みが凄くなりそう。