金装のヴェルメイユ BS11(8/30)#09

第9話　神明の魔術師

　

ブロンズ試験の実技は魔力供給。

水晶玉の中の炎に魔力を供給する。

一見簡単そうだが実際は難しい。

不合格者多発で1割程度になりそう。

リリアが先陣を切る、水晶は魔力を貯めやすい。

だから一点集中で広がらないように魔力を制御する。

言葉通りにトップの成績。

シャロルも実力者なので合格レベル。

マルクスはギリギリのレベル。

他校の生徒にも優秀な生徒は居た。

最後はアルト、実は水晶には魔力回路が施されていた。

それを見抜いて魔力が散乱する方向、素通りする方向が分かる。

これこそが試験の裏テーマ、魔力回路を見抜くことこそ大事。

それを見抜いてなお、ヴェルメイはアルトに囁く。

そうじゃないだろう？

最も散乱して通しにくい方向から魔力を供給する。

ヴェルメイから返された魔力は極上。

見たこともない輝きを放つ炎に成長して水晶が破壊される。

これはゴールド・スクエア？プラチナ・スクエアでも難しいのでは？

これだから学生の試験監督は堪らないと軍の試験官。

午後は筆記試験となる。

アルトの実力は合格レベルだが、筆記試験も合格しないといけない。

今まででブロンズからプラチナまで全てを満点で合格した生徒が一人いるらしい。

それ程に難関なのは間違いない。

アイオライトが他校の生徒から試験証を奪って成り変わる。

ヴェルメイさんの魔力供給タイム。

中々に終わらせてくれない。

ギリギリのアルト。

隣にアイオライトが着席する。

ーーー次回　「」ーーー

　

実技試験で一人だけ桁外れの魔力を見せつけたアルト。

なろう系の真髄とも言える結果。

そこまで盛らなくても良いのにね。

そして午後の筆記試験で隣はプラチナのアイオライト。

午後は波乱必死ですね。

無事に試験が終わりそうにない。

一人で試験を待つヴェルメイが狙われる？

そして筆記試験を途中で抜け出すアルトかな？
会長の狙いも少し不穏。