金装のヴェルメイユ BS11(8/09)#06

第6話　願い

　

オブシディアン先生は悪魔の力を手に入れようと研究していた。

それが行き過ぎた人体実験にまで及んだ。

しかし遂にヴェルメイさんを制御すべく注射で本性を露わにした。

彼女の本性は厄災の悪魔、誰もが異変に気づき駆けつける。

生徒会長は式神使いの共犯者に足止めされる。

アルトが駆けつけオブシディアン先生の自慢話を聞く。

5人の生徒の昏睡事件の犯人は僕だ。

全ては悪魔を手中に納めるため。

ヴェルメイを制御できるつもりだった。

しかし彼女の力は想像を超えていた。

逆に先生を攻撃する。

事件の目的が酷いと怒るアルト。

でもオブシディアン先生は殺させない。

自らの肉体を盾として守る。

アルトの心臓を貫いてしまった。

ヴェルメイは暗く冷たい水中の様な世界に封じられていた。

怒りと悲しみが増して強化されるヴェルメイ。

駄目ですよ、ヴェルメイさん、アルトが止める。

ようやく正気を取り戻し、元の姿に戻る。

アルトは死なせはしない、金色の魔力で心臓を再生する。

悪魔ではない金色の魔力は生死をも超える。

絶望のオブシディアン先生は自らに下級悪魔の配合した溶液を注射する。

私にだって覚悟があるんだ。

ヴェルメイを取り込んで利用してやる。

彼が研究で取り込んだ下級悪魔など敵ではなかった。

負けると確信した先生は空に逃走する。

空はクリス先輩の領域、撃たれてしまう。

ヴェルメイが追いついて叩き落とす。

殺しはしない、アルトが守った命だから。

復活したアルトに抱きついて泣きじゃくるリリア。

アルトの心臓はヴェルメイが編んだ心臓。

ヴェルメイの魔力が必要。

肉体に馴染むまでの時間は分からない。

ヴェルメイの心臓と繋がっているので、二人は一心同体。

なんてことを…

人の寿命は悪魔と比べても短い。

オブシディアン先生は市警に逮捕された。

昏睡状態だった生徒も目覚めた。

生徒会長を足止めした共犯者は不明。

それからヴェルメイさんは余所余所しい。

私は厄災と呼ばれた悪魔。

一緒に居てはいけない、どこかの本にでも封印されるから。

ヴェルメイさんは僕の使い魔の悪魔、怖くなんか無い。

アルトが怒ってキス。

それが本気のキスだと分かって照れるヴェルメイだった。

ーーー次回　「」ーーー

　

と言うことでヴェルメイさんとアルトは心臓を共有した相思相愛の

ご主人さまと使い魔になりました。

幼馴染でアルト大好きなリリアは負けヒロインとなりました。

ここから始まる悪魔の使い魔とご主人さまのおねショタ物語。