SPYxFAMILY テレ東(4/16)#02

MISSION:2　妻役を確保せよ

　

アーニャのイーデン校入学には三者面談が必要だった。

取り急ぎ母親が必要となる。

情報屋のフランキーに女装させるが無理だった。

アーニャも嬉しくないと拒否。

巷ではスパイ狩りが横行し、女スパイは希少となった。

フランキーは役所に忍び込み、候補のリストを作成する。

役所勤務のヨル・ブライアは世間知らずだった。

美人なのだが恋愛関係には疎かった。

世間では30歳を過ぎた独身女性はスパイ疑惑を掛けられるほどで、

27歳のヨルも肩身が狭くなってきた。

役所の同僚たちは美人な彼女を僻んでからかう。

週末のパーティに誘うが同伴が条件。

興味はなかったが、弟のユーリからの連絡にパーティへの参加を口走ってしまう。

相手が居なくてもバレないと思ったら先輩も参加すると知る。

これでは適当な嘘はつけなくなってしまう。

彼女の本業は殺し屋、コードネームいばら姫。

組織からの依頼で今日も暗殺を決行する。

不注意でドレスの裾を破いてしまう。

イーデン校入学に備えてアーニャの服を新調する。

両家のご令嬢に見えるように。

そこでドレスの修繕に訪れたヨルと出会う。

彼女は音もなくロイドの背後に立つ。

気配を察知できなかった。

しかも彼女の情報を調べている間の視線にも気づいた。

アーニャは彼女の心を読んでワクワクする。

スパイと殺し屋が家族なんてドキドキする。

ロイドを週末パーティの相手に誘おうとして子持ちだと知って諦める。

それを知ったアーニャは母が居ないとセリフ調で呟く。

ヨルがパーティに誘うと交換条件を出すロイド。

三者面談だけ母親役を演じて欲しい。

両者は条件を飲んで約束成立。

スパイ不足でロイドは密輸組織の盗品奪還と壊滅も請け負っていた。

土曜日はヨルとパーティに参加する約束。

仕方ないのでフランキーを助手に組織壊滅に動く。

40名近い組織で簡単には倒せない。

それでも盗品を奪い返して脱出に成功する。

しかし追いかけられて負傷する。

待ち合わせにロイドは訪れず一人でパーティに参加する。

同僚の女子は嘘を言って彼氏不在を隠していると悪意に満ちた考えを持っていた。

弟の先輩には彼氏と訪れていたと嘘を頼むが彼女が同僚なので断られてしまう。

殺し屋の彼女には到底、あり得ない平和な状況だった。

こんな世界で暮らすことを弟は望んでいるのだろうか？

帰ろうとすると、ロイドが到着。

しかし血まみれだったが患者のせいだと精神科医の肩書が役に立った。

彼氏の約束を勘違いして夫だと名乗ってしまう。

バツイチ子持ちなので言い出せなかったとフォロー。

役所勤務の前はホテルのマッサージ嬢でいかがわしい仕事だったと暴露する。

誰かのために耐え続けることは素晴らしい。

ロイドがイケメンで許せない同僚が嫌がらせをするが返り討ち。

帰りに密輸組織に襲われるが適当に言い逃れる。

世間知らずのヨルはそれを信じてしまう。

ロイドが戦うがヨルも防衛に戦ってしまう。

互いに戦闘力が高く、結婚しませんかとヨルが申し込む。

彼なら自分の本業を隠すことにも最適だと思った。

互いにカモフラージュに最適な相手だと直感する。

戦いながらも手榴弾のリングを指輪代わりに結婚を誓う。

帰りに役所によって書類を提出しよう。

善は急げだった。

ーーー次回　「受験対策をせよ」ーーー

　

今回もスピーディーで作画も良い。

上手い演出で分かりやすくまとめられた良品。

すれ違いと勘違い、そんな家族が誕生しそう。

そして二人を繋ぐのは子供、なんとも昭和のホームドラマみたいな展開になりそう。

本業では優秀なエリートの二人が疑似家族を演じているうちに本当の家族になる。

そんな内容の作品なのでしょうね。

古いネタで王道の展開、でも面白い。

奇をてらった設定が面白い作品となるわけではない。

そんな最近の作品へ見せつけているかのような内容かもしれない。