現実主義勇者の王国再建記 BS11(2/26)#21
第21話 蝦で鯛を釣ろうとしたら鮫が掛かった
アミドニア公国全土をエルフリーデン王国に併合する。
そのためにも第1王女ロロアは娶って欲しい。
彼女は民衆の暮らしが最優先の考えだった。
彼女の商会からは資金が融通されていた。
それを食料費に使うことなく軍備拡大を行った王。
そのために兄を追い出すことを決めた。
各地で発生した同時多発の反乱は彼女の指示だった。
だが最初の国境付近の反乱は違う。
隣国の宗教国家ルベリア聖皇国の仕業。
宗教に国境はない、彼らは教えを広め信者を増やすことが目的。
いずれルベリアはソーマに会いに訪れる。
ルベリアはケイオス帝国とは仲が悪い。
女皇マリアは民衆から聖女と呼ばれている。
ルベリアでは聖女は教皇が定めるものだから。
ロロアにはメリットが多い。
リーシアも彼女を嫁に迎え入れることは賛成だった。
アミドニア公国を併合統治するための王位継承権を得ることが出来る。
加えて政情や商業にも詳しい、異論はなかった。
彼女の願いは一つだけ。
彼女自身の商会を持ちたい。
ソーマの政策には費用が必要な場合も多い。
そんな時の貸付も行える。
もちろん個人的にソーマに興味もある。
彼女の提案を受け入れアミドニアも併合する。
領土は新たにフリードニア王国と呼ばれる。
帝国のマリアと宝珠通信で会談する。
人類宣言に乗っ取り国境の変更は認められない。
しかしソーマは人類宣言の盲点を告げる。
民族自決権を認めている、国境の変更禁止と矛盾している。
ソーマの指摘にアミドニア併合には目を瞑ることを約束する。
帝国が魔王軍の侵攻に対抗するならばフリードニア王国も賛同し支援する。
ロロアがソーマのベッドで眠っていた。
アイシャは真っ先にロロアに手を出したのは許せない。
徹夜の会議で疲れて同じベッドで眠っただけだった。
これからは穏やかな政策ではなく、独自色を強めていく。
これからは穏やかな政策ではなく、独自色を強めていく。
それが出来ればリーシアたちのことも考える。
ーーー次回 「」ーーー
アミドニア公国の第1王女ロロア。
彼女の戦略に従ってアミドニアを併合、ソーマに統治権を与えるためにも
ロロアも嫁の一人となったのでした。
こうしてソーマのハーレムはまた一人メンバーを増やしたのでした。
次は宗教国家とのトラブルでしょうか?
政教分離が正しいはずだが、そうではない国は厄介そう。
神を信じる民衆は怖い、論理的ではなく神の言葉、教皇のお告げで全てが決まる。
なんとも怖い政治ですね。
- 関連記事
-
- 現実主義勇者の王国再建記 BS11(3/26)#25 (2022/03/28)
- 現実主義勇者の王国再建記 BS11(3/19)#24 (2022/03/20)
- 現実主義勇者の王国再建記 BS11(3/12)#23 (2022/03/13)
- 現実主義勇者の王国再建記 BS11(3/05)#22 (2022/03/07)
- 現実主義勇者の王国再建記 BS11(2/26)#21 (2022/03/02)
- 現実主義者の王国再建記 BS11(2/19)#20 (2022/02/20)
- 現実主義者の王国再建記 BS11(2/12)#19 (2022/02/13)
- 現実主義者の王国再建記 BS11(2/05)#18 (2022/02/06)
- 現実主義者の王国再建記 BS11(1/29)#17 (2022/01/30)
スポンサーサイト
Comment