天才王子の赤字国家再生術 TokyoMX(2/22)#07
第7話 昨日の敵は今日の
ルーデル将軍とホロヌイェの密談を報告するニニム。
マーデン解放軍のゼノはウェインとオルドラッセ王との会合に同席したい。
彼女の希望であるマーデン復興は選聖候に相談しても良い返事はなかった。
オルドラッセ王の政治は腐敗しており、民衆の支持も薄かった。
特に奴隷を人以下の扱いで差別していた。
貴族のための政治を行っていた。
ゼノは会談に同行したいと懇願する。
その場でオルドラッセ王を暗殺するかもしれないので断る。
ナトラと同盟を結ぶために同席したい。
私に賭けて欲しい、そう言われて許可する。
オルドラッセ王との会談に亡命したホロヌイェも同席する。
選聖候になるための根回しは順調だと告げる。
年頃の娘が居れば后に貰って欲しい。
カバリヌには王女が居たはずでは?
あまりにデキが悪いので不貞の子として処分した。
証拠は出来の悪さで十分。
あまりにも独りよがりな理由だった。
そしてウェインへの頼みごとが主なる目的だった。
ナトラで飼育している灰かぶりを少し融通して欲しい。
カバリヌでは狩り尽くしたので残っていない。
怒りを抑えて計算する。
今直ぐに決断すべきだと言われてオルドラッセを蹴り上げる。
ホロヌイェにも蹴り。
何事かと駆けつけた護衛は状況を一目見て剣を差し出す。
フラム人への迫害は許せないウェイン、オルドラッセ王を暗殺する。
ホロヌイェはゼノに任せる、売国奴め。
ニニムは状況の説明を求める。
マーデンがナトラと戦う隙を突くはずだった。
しかしナトラに破れて逆に奪われてしまった。
そこで、ナトラと近づいて金鉱山を召し上げるつもりだったのだろう。
国王を暗殺したウェインは解放軍と手を組む。
全ては計画通りだと告げるウェインはニニムの目を見ない。
ウェインはルベール将軍が国王を暗殺する計画だった資料を
ホロヌイェの屋敷から見つけさせた。
それをレベティア教福音局長のカルドメリアに届けさせた。
彼女は民衆に知らせて反乱を起こさせた。
カバリヌ国内で内乱が勃発。
国が乱れ揉め事が生じるのが楽しいカルドメリア。
今回の国王暗殺を楽しませてくれたウェインにお礼を送る。
それは国境付近に陣取る反乱軍の決起だった。
それも彼女の指示でアイビスが先導したのだったが。
その知らせを聞いてウェインは策を講じる。
追手であるルベール将軍を先に進ませて反乱軍と戦わせる。
背後からは解放軍と追い立てて。
そして一気に双方を蹴散らせる。
引退したハバル将軍は内乱の火種退治に動いていたのだった。
全てはウェインの策略で切り抜ける。
その後、マーデン解放軍はカバリヌから祖国を奪い返すことに成功した。
実はヘルムート王子は亡くなっており第1王女のゼノヴィアが扮していた。
ゼノヴィアこそゼノだった。
王族はカバリヌに全て処刑され離宮で暮らしていた彼女だけが難を逃れた。
それでも王女では民衆は誰も手を貸してくれない。
そこでヘルムート王子に扮して指示を与えていた。
それを薄々気づいていたウェインだった。
マーデンを独立国ではなくナトラの庇護の下で侯爵領として
末席にお加え下さい。
誰もが領地の拡大を喜ぶ。
ゼノもしばらくはナトラの力を借りて国の体力を取り戻すことに専任できる。
ウェイン以外には理がある提案だった。
ウェインの一存では断れなかった。
ーーー次回 「」ーーー
内容的には結構荒いが、ストーリー展開のためには
1話で終わらせる必要が有ったのでしょうね。
今回のエピソードでカルドメリア福音局長が一番黒い。
闇も深そうですね。
彼女は戦いたくない相手ですね。
こうしてウェインの希望とは逆に領土も拡大され、守るべきものが増えたのでした。
マーデン領としてナトラの国の一部になるとナトラの支援で
周囲の国との国境維持、防衛が可能となる。
単独で防衛するよりはお安いですからね。
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