ハコヅメ ～交番女子の逆襲～ TokyoMX(2/16)#07

第7話　尾行選手権　人たらし

　

シャブの売人を尾行する応援要請が届く。

川合や源も応援に駆り出される。

本来なら交番勤務の婦警が関わることのない捜査。

しかし男たちだけでは、刑事が丸分かりになる。

そこで偽装のために川合と藤も応援。

川合は初めての尾行で気合が入って緊張。

恋人同士には見えない。

手を繋げば、それらしく見えるはず。

でもセクハラですと仕事でも嫌と言える川合。

源には頑張らないといけない理由があった。

前回の出動で署長車を傷つけたので副署長から今回の頑張り次第と告げられていた。

山田は藤部長とカップルで尾行。

藤部長の見た目は美人で皆が振り返るほどで目立ってしまう。

山田と源は互いに相手の不満をぶちまける。

藤部長は中身がゴリラなのでゴリラにしか見えない。

散々悪口を言われて川合と2人で捜査を続けると藤部長。

嫌ならワンと鳴いて語尾に付けろ。

即座に実行できる男、源。

売人の男女がラブホに入ったので藤と川合コンビも入る。

隣の音を聞きながらも出たところで任意同行を求める。

源の部屋は音が聞こえないので藤部長からの連絡待ち。

しかし、連絡もなく2人は任意同行されていた。

藤部長が薬物捜査はポイントが高いので有給も取りやすい。

そこで山田を手玉に取ってポイントを稼いだ。

任意同行した2人は口を割らず黙秘。

そこで女性は源に任せる。

本来なら薬物担当班が行うはずだが、署長車の恨みもあった。

源の使い方は得意の取り調べしか無い。

女性被疑者の場合は男性刑事が触ったとか騒がれるので厄介。

そこで川合が同行して調書も取る。

身の上話を聞いて彼女の身上書が膨大な量になる。

そこまでは必要ない。

それでも口を割らない2人。

今回の捜査は膨大な時間と人員を費やしたので失敗は許されない。

取り調べは担当者の責任だから川合は気にする必要もない。

それでもプレッシャーはきついはず。

拘束期限の最終日でも源は世間話を続ける。

流石に川合も思い余って麻薬は不幸を撒き散らす。

それが分かっているはずと口を挟んでしまう。

源は自分が怒られれば良いだけで、事件の話は聞く気がない。

今日は何日だっけ？

遂に女性被疑者が知っていることは全て話すと自供を開始する。

その日は彼女の母親の誕生日だった。

切り札は最後に取っておくものだから。

ーーー次回　「」ーーー

　

見た目は美人で中身はゴリラの藤部長。

尾行時に笑顔で毒づく会話がプロです。

あれだと世間には恋人同士だと思われる。

真実を知らない人には合コンを迫るでしょうね。

そしてシャブの売人のエピソード。

最後は誕生日を思い出させてエンド、取り調べ完了。

この最後を利用するために延々と世間話を繰り返した。

何という用意周到な作戦でしょう。

でも昔の人情噺みたいでもあったかな。