現実主義者の王国再建記 BS11(2/05)#18
第18話 杯中の蛇影
リーシアは地下牢のカルラに話をする。
第2、第3側室が決まったことには胸の多くが傷んだ。
でも今後のことを考えると最善策だとは思って受け入れた。
カーマイン公の死罪も理解はしている。
しかし納得はできていない。
そんな苦しい胸の内を友人カルラに打ち明けても何も出来ない。
カルラもまた反逆罪で拘束された身。
それに新しい目標も失っている身だった。
空軍大将カストールと娘で部隊長のカルラの裁判が始まる。
王家に反逆した罪は重い。
過去100年に渡り王国の空軍を率いてきた功績を説く貴族もいる。
しかし大半の10名は死罪が妥当だと告げる。
法は法、曲げられない。
ソーマは斬れと命じると代々王家に使えてきた12の貴族たち。
彼らはアミドニア公国に通じていた。
ソーマ直属の暗殺部隊のリーダーカゲトラはカーマイン公だった。
彼らの家族や一族も拘束に向かう。
ソーマは王家と貴族など関係者の身辺調査を行い、粛清を断行した。
カストール大将の減刑を提案したサラセンとジャバナ家だが残された。
ソーマにとって信用に足る貴族は2名だった。
カストールは反逆罪が適応される。
しかし過去の100年の功績により延命、祖母エクセルに預け監視することを告げる。
カルラは功績もない。
死罪の適応は辞めて王家の奴隷とする。
もし俺が道を踏み外せば斬れ。
リーシアや側近は出来ないから。
初めての処刑と疲労でよろけるソーマ。
初陣帰りの兵士に似ています。
忘れさせるのが一番とアイシャ。
リーシャの提案で2人がソーマに添い寝する。
一人で重責を担ってきたことを知らなかった。
もう私達は家族だから。
アミドニア公国の王女で商人のロロア。
兄ユリウスの賠償金を支払って公国都市ヴァンを取り戻したことを愚策だと考えていた。
他にやりようがあるはず。
アミドニアのためにも一世一代賭けに出る。
ーーー次回 「」ーーー
何だか内乱の裁判が始まった。
前回のカーマイン公とかストール公。
彼らの処罰に託けて公国に通じる貴族を一掃したい。
それには処刑するしか術はない。
それが初めての処刑なだけに平常心では居られない。
そんな彼をエロで癒やす正妻と側室でした。
エロを描くなら裁判もなんと言うか軽くなってしまう。
もっと端折って適当に描けば良かったのにね。
なんと言うか内容と絵柄が一致していない。
そこまで重い雰囲気を描いてきた作品でもない。
同様にエロを前面に描いてきたわけでもない。
それだけにどちらに振って描いても苦しくなる。
それらを会話で繋いでも厳しい。
ライオン丸が景虎になったのは前回の叫びから考えると茶番になってしまう。
その転身した部分を描かないといけない。
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