東京24区 BS11(2/02)#05
第5話 レッドライン
東京湾を航行する豪華客船に爆弾が仕掛けられた。
犯人に見覚えのあるラン、チームDoRedのクナイ。
それは黙って、3人は各自に出来ることを行う。
客船はカジノ王のハワード・ウイン個人所有。
爆弾テロの可能性を伝えるが治外法権を盾に一切の指示を受け入れない。
ランはクナイの家に急ぐ。
かつてランはDVの父親から逃れて施設で暮らしていた。
そんな幼い頃の友人クナイ。
ランはアートに目覚めていた、憧れはゼロス。
クナイはランのような才能はない。
でもコンピューターのハッキングには自信があった。
クナイは作曲アプリ、ディーバを開発した。
利用者の体調に合わせて音楽を配信する。
それは音楽で人の感情を操作できることにも繋がった。
ある日、ターキが彼のアプリを買取に訪れた。
それこそが24区で広まっていたドラッグDだった。
ドラッグDの流行と犯罪事件数の増加は時期が一致していた。
その事実を突き止めたクナイ。
しかし既に犠牲者は多く、ランにも告白できなかった。
ランに出来ることはターキの思惑を潰すことだけ。
彼は24区にカジノを承知する。
そのためにもスラム街を地上げして更地にして場所を確保すること。
ドラッグDで犯罪発生件数が増加することで地上げを行いやすくしたのだった。
ランはクナイの部屋を訪れて調べる。
認知症の祖母が利用する音楽配信アプリ。
そこからドラッグDがディーバであること、ターキがそれを改悪したこと。
祖母のためにとクナイを誘惑したことを推理する。
そうしてコウキにはウソの居場所を伝える。
ランはクナイと会って説得する。
しかし起爆スイッチを押そうとするクナイを射殺命令を下すコウキ。
クナイの死によって豪華客船の爆破は防がれた。
コウキの働きを知って父である区長は要システムの本格起動を命令する。
ーーー次回 「」ーーー
クナイとランの過去。
そしてドラッグアプリの開発。
それを利用するカジノ誘致派。
子供は大人のウソ、悪意を見抜けない。
上手く利用されたことを後から知っても遅い。
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