その着せ替え人形は恋をする BS11(1/29)#04

第4話　これ、彼女のとか？
　

2週間後にイベントが有る。

そう聞いて不安になる新菜。

雛人形の着物ではなくてコスプレ衣装は初めての制作。

全く作業工程と制作日数が分からない。

帰ると祖父が友達と出かけたと聞いて喜んでくれる。

しかし美脚ストッキングのカタログ本を見て腰を抜かしてしまう。

そのまま病院で検査。

従兄弟のみより姉が駆けつけてきてくれた。

その日は、そのまま泊まることにする、通院にも便利。

登校すると海夢が心配してくれる。

事情を説明すると連絡先を交換する。

手伝えることがあれば教えてね。

祖父の通院で2日間、何も出来なかった。

来週は中間テスト、益々時間が足りない。

しかも工房見学の依頼も入る。

断るがフランスからの旅行客で明後日には帰国すると聞いて受けてしまう。

中間テストも終わって心配になる海夢。

新菜は何も言わずに直ぐに帰る。

差し入れを持って訪れるが明かりがないので不在だと思って帰る。

しかしうたた寝をしていた新菜。

筆は毎日触らないと腕が鈍る。

祖父は通院中でも筆を持っている。

こんな中途半端な状態で自分は頭師に成れるのだろうか？

好きだからこそ頑張れると祖父は告げた。

感謝の手紙を保存していた。

新菜も海夢の笑顔に頑張れる。

泣いている暇などない。

泣くなら手を動かせ。

遂に完成して眠る。

海夢が訪れた。

イベントなんて毎週、何処かで開催されている。

それを大事なイベントだと新菜は勘違いしてしまった。

何も分からず、気づくことも出来なくてごめんねと泣いてしまう。

自分こそ連絡して相談すべきだったと反省する。

微調整が必要なので着てみませんか？

メイクも変えないといけない。

今どきの雛人形は付けまつげを施したりメイクもする。

着物もバラ柄だったりと自由なものもある。

中には金髪の人形もある。

でも顔を見ると頭師が誰かは直ぐに分かる。

そんな立派な頭師に成れるかな？

五条くんなら成れるよ。

メイクをして衣装を着る。

まじで雫たんです。

ーーー次回　「」ーーー

　

最初は相談できずに突っ走る。

意思疎通が不十分で焦ってしまった。

時間的な余裕は十分あったのに。

そしてメイクも本格的にする。

雛人形も色んな人のために色んな仕様があるようですね。

祖父には早くコスプレと海夢のことを打ち明けるべきですよね。

勘違いから驚いて倒れたのですから。

大事にならずに良かった。

そして従兄弟が居て良かった。

次回はイベントに出演でしょうか？