真の仲間じゃないと勇者パーティを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました BS日テレ(12/08)#10

第10話　これは勇者を救う物語

　

お兄ちゃんとレッドに抱きついた勇者ルーティー。

ティセはレッド？ギデオン？と状況を飲み込めていなかった。

お互いに近況を報告する。

賢者アレスは真実を告げていなかった。

アレスは私が黙らせる。

ダナンはお兄ちゃんを探す旅に出た。

ヤランドララは兄が殺されたと考えてパーティを抜けた。

アレスにはお兄ちゃんの代わりは無理。

でもリットと暮らしていると聞いて勇者パーティへの復帰は無理。

それなら私もここに住むわ。

ルーティーの目的は兄を探すこと、任務遂行に必要な人物を探すこと。

その人物は既に見つけたから。

宿に帰る途中でルーティは苦しんで麻薬を飲む。

ここに住むと言ったことが勇者の加護に反抗したことになった。

錬金術師ゴドウィンに麻薬を精製させたい。

それには工房が必要。

この辺りにあると言われる古代エルフの遺跡が利用できそう。

Bクラス冒険者に昇格したビュウイも何かを探している様子。

見つからないので、もしかしたら古代エルフの遺跡に隠されているのかもと考える。

ティセとルーティーの店番は不評。

勇者の眼力は圧倒的で他者を平伏させる。

レッドはルーティーと外出してゾルタンの町を案内する。

サウナの後はフルーツ牛乳。

その頃、アレスは居なくなった勇者ルーティーを探していた。

アルベールも少しは役に立ったのだろうか？

レッドに斬られた右腕は義手で補おうとテオドラ。

アルベールはレッドの行動を理解できないでいた。

あれほど、強いのなら冒険者のランクを上げるべきだ。

人間にとって加護は絶対ではない。

なぜなら人には意思があるからだ。

人間にとって加護が絶対なら意思など必要なく、神の言葉に従うだけでいい。

テオドラもまた、加護とは何か答えを探していた。

帰ったレッドとルーティー。

ここにはお風呂があると聞いて、一緒に入りたいが年齢的に無理。

ティセが実はお風呂レビューアーだったので一緒に入る。

しかし浴槽が彼女には深すぎた。

リットと一緒に入るルーティー。

5歳で既に勇者の加護に目覚めていた。

行方不明の少女を探していたら魔物に襲われる。

肉体的にも不死身の彼女は戦う定めだった。

でも負けそうな時、兄が助けてくれた。

兄は、いつも側に居て喜んでくれて、涙を流してくれた。

勇者は不死身で気味悪がられるが、困った時だけ頼られる。

勇者の肉体は強靭で戦闘以外の不要なものは奪われる。

味も良く分からず心地よさも無い。

あるのは昔の記憶、思い出。

だからフルーツ牛乳も蜂蜜酒もお風呂も好き。

でも本当は何も感じない。

過去の思い出で感じるだけ。

かつて魔族退治に同行したリットが羨ましかった。

感情豊かで兄と仲良くなっていった。

ルーティーはリットに成りたかった。

これは勇者を救う物語。

ーーー次回　「」ーーー

　

この作品は神から授かった加護がエピソードの主役だった。

幼い頃から加護に目覚めると人格さえも変わってしまう。

そして勇者はただひたすら強くなり、魔物を退治する。

ただし加護に不必要なものは希薄になり薄れてしまう。

ルーティーは妹として兄に甘えたい、それだけのようですね。

でもそれが出来なくなっていた。

そこで新たに加護を持つことが出来る麻薬に惹かれてしまう。

そして魔族のベリアルを知る男が何やら暗躍中。

彼は何を求めているのでしょうね。

それにしても、レッドを探す勇者パーティのダナンは何処に？