ルパン三世 PART6 日テレ(12/04)#08

第8話　ラスト・ブレット

　

次元の愛銃S&Wは357マグナム弾を使用するのでフレームが限界だった。

製造元にも在庫は無いと思われる古い銃。

それでも長年使い慣れた相棒なだけに拘る次元だった。

リリー・ワトソンはスコットランドの寄宿学校に通っていた。

彼女を好きなクラスメイトのケニー。

課外授業で美術館を訪れ彼女が誘拐される事件が発生。

いち早く気づいたケニーが果敢にも犯人にしがみつく。

ルパンが彼女を密かに護衛していたので無事に阻止できた。

その事件が発生したことによりホームズは彼女をロンドンに呼び寄せることにした。

恐らくはレイブンの仕業だから。

スコットランドヤードに連絡して彼女の移送には刑事を派遣してもらう。

しかし彼らがレイブンにより入れ替わってしまう。

ルパンは、それも予見して次元に護衛を任せた。

案の定、偽刑事がリリーを誘拐する。

彼とは因縁深きヒットマン、ブラッド・ロークが依頼を引き受けた。

移送途中で次元が狙撃、彼女を守る。

そしてリリーを車で送る。

38スペシャルでは力不足でロークを倒せなかった。

以前に対戦した時、彼は357マグナムを使わなかった。

ロークはヒットマン、次元はガンマン。

途中の警察の検問は偽物。

最後にはロークが襲撃してくる。

そして最後に頼ったのは357マグナム。

フレームの損壊を気遣っていたが、最後は357マグナムに頼る。

フレームは限界で破壊するが、それでロークの防弾チョッキを貫通できた。

リリーはケニーの変装だった。

彼は恋したリリーのために敢えて囮役を引き受けたのだった。

リリーは転校したので離れ離れだが男として成長したのだった。

リリーは先生がホームズ宅まで送り届けた。

特命の電話で危機を察知したからの配慮だった。

ルパンが無事に送り届けられたことを確認する。

これが3年前の出来事、リリーがホームズと暮らすエピソード。

次元のS&W357マグナムはカスタムメイドで製作された品が届いていた。

ーーー次回　「漆黒のダイヤモンド」ーーー

　

次元のエピソードにリリーとホームズの過去を加えたエピソード。

全てはルパンが影で見守って対応していた。

それをリリーは知らない。

ホームズは先生が送り届けたことで感じたかもしれない。

今回のルパンは大人で何でもお見通しですね。

次元のエピソードはあっさりと描いたほうが良かった。

アクションに巻き込むと安っぽくなる。

それでも随所に見せ場は有り、今作の本気度が伺える。

頭を使ったアクションが結構散りばめられている。

38スペシャルでは力不足で自動車のボディは貫通できない。

357マグナムでは可能、それでタイヤを狙った。

双方が動いている場合は殆ど無理な精密射撃は理想。

リボルバーは構造が単純な分、ジャムも少なくトラブルが少ない。

それが愛される理由だと思う。

同じ357マグナムでもシティハンターはコルト・パイソンを使用。

次元はS&Wコンバットマグナムを愛用。

次元はスピードローターを使わない、弾丸をバラで持つほうが嵩張らないから？

調べたら製作者の気まぐれのようで、過去には使ったこともある様子。