ブルーピリオド TBS(11/19)#08
Ep. 08 脳汁ブシャー
龍二は課題を棄権して帰る。
1次試験の課題は自画像。
八虎には得意というか、苦手ではない課題。
描く対象が決まっているし、デッサンはたくさん描いてきたから。
でも問題は模写するのではなく、描きたいテーマを表現すること。
しかも、ありきたりでも、人真似でもなく、注目されること。
自分には二面性があり、多様性もある。
それらを対比させたり並べたりして描くのも使い古された手法。
いい表現はないかと考えていると前の女性が八虎のキャンバスにぶつかってしまう。
鏡が落ちて割れてしまう。
今まで気づかなかった鏡に写った色々な自分。
アイデアが決まると、マスキングテープで区切る。
描き込んで濃淡で立体感を表現する。
ランチタイムは入退出禁止。
午後からは残り2時間、都合5時間で仕上げる。
ランチタイムに前の席の女子が大声で謝ってくれる。
如何にもな体育会系で張り詰めた緊張感を和らげてくれる。
その場にいる全員がライバル。
受験合格者の倍率は25倍、この場で一人しか合格しない。
午後からはとにかく描き込んで濃淡を更に強調する。
やることが決まるとアドレナリンが大量分泌されているのが分かる。
終わると橋田、世田介と一緒になる。
世助けは通過すると考えている、同じ受験者で2,3人飛び抜けているやつが居たらしい。
橋田は焼き肉でもと誘うが八虎は疲れていたので眠りたい。
1次試験の結果発表は3日後、気になって仕方ない。
1週間で油彩を仕上げないといけない。
予備校では1週間でみっちりと対策を講じる。
2次試験は3日間で油絵を仕上げることとスケッチブックを提出する。
1次試験は教授が一人、認めれば合格。
2次試験は2人の教授が認めると合格。
スケッチブックで絵の構成やテーマ選択などの完成までに至る経緯が分かる。
それで描きたかった内容と表現の結果が分かる。
八虎と面接、1次試験は手応えあり。
でも油絵の経験が圧倒的に少ない八虎はやることが多くて不安。
大葉先生のやる気に答えられない生徒たち。
結果が気になるのは当たり前、明日は全員で外出しよう。
待ち合わせ場所に最初に訪れたのが八虎。
大葉先生が案内したのは骨の博物館。
十分堪能したあとで、課題が発表される。
今度は描く視点で眺めると違って見える。
帰って皆で総評、殆どが骨を描いて同じ様な作品が多い。
選択のパラドックス。
でも2人だけ骨を描かなかった、人物を描いた岡田と照明を描いた桜庭。
明日の朝10時に結果が発表される、結果は報告して欲しいと大葉先生。
合格者には次の課題を与える。
八虎は、自分の絵がまだまだだと分かった、それで少し安心した。
予備校に現れたのは桑名、橋田、八虎の3人だった。
ーーー次回 「さまようナイフ」ーーー
東藝大の1次入試と2次までの間の生徒たち。
1次入試で不合格なら2次に対する課題を行う必要がない。
それに結果が気になって集中できない。
それが当たり前の反応。
でも1週間を無駄には出来ない、ここで現役生は伸びる。
やはり主役は1次試験を合格。
世田介くんも合格しているでしょう。
気になる龍二の棄権。
それにしても3日間で仕上げるのは大変そうですが、それでも厳しいのでしょうね。
構想と作画と塗り重ねなど3日間でギリギリなのでしょう。
その辺りの常識が分からない。
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なんか、オーディションみたいと思ったり・・ 『ブルーピリオド』 Ep.08 脳汁プシャー 試験官に棄権するのかと呼び止められ、 「絵を描くのに見る目がない」と答えて龍二は帰ってしまいました。 見る目って、人を? もしかして、告白した先輩から自分に関する噂でも広がったのかな・・ 八虎は限られた時間の中でいかにインパクトのある絵を描くか考えます。 自分の二面性を描こうと決めましたが構図に... マイ・シークレット・ガーデン FC2 - 2021.11.24 22:35
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