海賊王女 TokyoMX(11/15)#07

第7話　燃える海

　

カツオ号の甲板に次々と集まるゴブリン島メンバー。

誰もが雪丸を追いかけてフェナを救出するつもり。

遂に5人が集まると、小舟で出発する必要はない。カツオ号で乗り込もうよ。

それには紫檀が面倒だった。

好きにしろ、俺は戻る。

どうして弓を手にしたの？

それは雪丸を守るためじゃないの？真樺は問いかける。

雪丸を守る紫檀、真樺と輪が出来上がった。

そうして花梨、双子も加わって輪が大きくなった。

雪丸もフェナも仲間、掟など関係ない。

いつも雪丸は無茶ばかりするから、一緒に行こう。

アベルの自室にある肖像画こそ、フェナの母親ヘレナ。

彼が描いた絵画で未だ完成はしていない、記憶は薄れていく。

あなたは母を愛している、母はあなたを愛したの？

それがアベルには分からない。

海賊ランブルローズの船が戻ってきて攻撃を始める。

海賊船なので足だけは速い。

アベルはウェリントン砲に炸裂弾の発射を命じる。

それは城塞の壁を破るための武器、海賊船相手では強力過ぎる。

それでも発射を命じるアベル。

たったの一撃で大破するランブルローズ号。

情け容赦のない攻撃だった。

燃え盛る海賊船を甲板で見るフェナは幼い頃の記憶が蘇る。

怖くなり立ちすくんで座り込む。

雪丸は炸裂弾の攻撃を目の当たりにする。

ランブルローズの瓦礫の中を船を進める。

フェナが心配で残骸の中を探す。

幼い頃、雪丸は桂に稽古をつけてもらっていた。

どうして弱いか分かるか？心が弱いからだ。

今何をすべきか常に考えろ。

連中はフェナも連れ帰るのが命令だった。

つまりフェナは大事な存在、彼女が乗る船を攻撃するはずがない。

先を急ぐ雪丸。

甲板のフェナに詰め寄る軍人たち。

記憶が蘇る、船を襲った海賊には軍人も混じっていた。

同じ青い軍服を来た男たちに悲鳴をあげるフェナ。

助けて、雪丸。

颯爽と到着した雪丸が海軍からフェナを守る。

しかしアベルの3連単銃が雪丸を撃つ。

意識を失いながらも船を襲った犯人がアベルだと思い出す。

ようやく花梨たちが到着、煙幕を張って二人を救出する。

ーーー次回　「騎士の誓い」ーーー

　

アベルの秘密が少し明らかになった。

フェナの母親を愛していた。

しかし彼女はもう居ない。

フェナに対する感情はなんだろうか？

母の身代わりを演じさせるのだろうか？

それとも彼女の一子として大切に育てたいのか？
ランブルローズは癖のある連中でしたが用事が済めば捨てられた。

そんな哀れな道化でしたが生存者はいるのだろうか？
あの炸裂弾の威力は強大でしたね。

雪丸が亡くなることはないでしょうが、当分は動けないでしょうね。

さてカツオ号は島に戻るのか？

それとも旅を続けるのか？