大正オトメ御伽話 テレ東(10/15)#02

第二話　珠彦　死ス

　

珠彦の姉と妹、珠姫と珠代に縁談が持ち上がった。

学校にも通わず隠居する、不肖の次男の珠彦は死んだことにした。

父親からの速達にショックを受けて落ち込み部屋から出てこない。

食事も食べない珠彦が心配な夕月。

このままではいけないと意を決して部屋に入る。

珠彦は発熱して苦しんでいた。

僕なんか死ねば良いんだ。

そんなことを言ってはいけないと怒る夕月。

看病する夕月、着物を汚してしまう。

翌日元気になった珠彦、夕月は一張羅を汚したことを責めない。

申し訳ないので東京へ行こう。

初めてなのか大喜びの夕月はまるで子供。

お詫びに銀座のデパートで反物を買う。

12円と10円なので両方買おう。

汚した着物は初めて夕月が仕立てた品。

でも今回の反物で縫った着物は恋人、夫が初めてプレゼントしてくれた品になるはず。

浅草十二階も見える。

喫茶でアイスクリームを発見、食べてみたい。

珠彦が落ち込みそうになると、話題転換する。

帰りの汽車で、両親には死んだものだと思って欲しい。

そう告げて嫁いできた夕月。

要は気の持ちよう。

それから1ヶ月掛けて縫い上げた。

まだ子供用に肩上げをしていたので大人っぽいというよりも、子供っぽい。

妹の珠子が遊びに来た。

別荘を訪れただけですわ。

ーーー次回　「」ーーー

　

直ぐに落ち込む珠彦。

そんな彼を励ます夕月。

いつも明るく元気な夕月が作品の要。

ペシミストの珠彦を励ます作品ですね。

今回は珍しくも東京に外出。

色々と嫌なことを思い出すが、夕月の笑顔に救われてますね。

そして最後に妹の珠子が登場。

意地悪そうですが、どうなるのでしょうね。
デパートで洋服を買うのかと思ってましたが、まだ和服でした。

そして当時の女性は和裁が出来るのでした。

出来ないといけない家事が多い。