やくならマグカップも 二番窯 BS11(10/11)#02
第2話 私のパラダイス
昔の年賀状を片付けていると、ついつい見入ってしまう。
昨日はありがとう、とだけ書かれていたが覚えていない。
直ちゃんが母親と喧嘩して家出してきた。
今夜は泊まることになる。
そこで年賀状の話をすると覚えているらしい。
でも正直に話すのは恥ずかしい。
そこで公園で桔梗の花を見つけたらと条件を出される。
冬に桔梗の花が咲いているはずがない。
でも既に1つを見逃したとヒント。
それはマンホールに描かれた桔梗の花のことだった。
幼い頃は変な子と言われていた直ちゃん。
父親の影響でアニメやソフビなどが好きになった。
LD、DVD、BDも大量に持っている。
そんな彼女に優しく声を掛けてくれたのが姫だった。
小学校で陶芸教室が開催された時のこと。
母親がコーヒー好きなのでコーヒーカップを作った。
大きくなったので考えたら毛糸だまを入れるヤーンボウルを思いついた。
そこで切れ込みを入れて毛糸玉が転がって毛糸を取り出せるようにした。
完成した作品をクラスメイトは約立たずのマグカップだと告げた。
ゴミとして処分しようとしたが姫ちゃんだけが褒めてくれた。
切れ込みのカーブがキレイだと言ってくれた。
直ちゃんはワンダーランド、パラダイス。
荷物を持って出かけるので尾行したら、廃車をデコっていたから。
ヤーンボウルは今も母親がたまに使っているらしい。
母親と仲直りして家出も終了。
ーーー次回 「」ーーー
直ちゃんのエピソード。
実はちょっと変わった子だった。
だから彼女を受け入れてくれる娘は少ない。
姫ちゃんだけが幼い頃から優しくしてくれた。
隣の家でもあるので仲良しの二人でした。
姫ちゃんは何でも受け入れる美濃焼みたいな娘は、ちょっと無理やり過ぎる。
共同生活では目立つ子、不思議な子は排除される。
大きくなって説明できるなら大丈夫なのですが、子供は残酷ですからね。
と言うか思慮が足りないですからね。
ヤーンボウル、初めて知ったが編み物をするなら便利そうですね。
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