SONNY BOY TokyoMX(9/02)#08
第8話 笑い犬
瑞穂はやまびこに人間だった5000年前のことを尋ねる。
そこで、少女こだまに助けられた。
その頃の彼は他人が苦手で信じられなかった。
こだまは万物を司る力を持っていた。
圧倒的な力で仲間を助けていた。
そんなグループに迎え入れられる。
でも彼には彼女が眩しかった、ある日、脱走した。
彼女は追いかけてきた、屈託ない笑顔を見せてくれる。
外の世界を知るやまびこに、今までの旅の話を聞きたがった。
彼には話せる内容が無かった。
ある日、疫病が流行った。
みるみる間に、皆の容姿が崩れていった。
ある日、山中で男を発見した。
彼が疫病を流行らせた張本人かもしれない。
それでも、こだまは彼を見捨てなかった。
やまびこは彼女のために尽くす存在である犬に姿を変えていた。
疫病の進行は止まらなかった。
男はなぜだか回復していた。
そこで彼に尋ねるとやまびこだけが疫病に侵されなかった。
それは、この世界は君が作ったからだった。
心の傷を具現化する世界。
男の名は戦争。
やまびこは今では後悔していた。
あの時に勇気があれば彼女を救えたかもしれない。
チャンスは何度もあった。
彼女は外に出ることを望んでいたのだった。
一緒に外の世界を歩く約束までした。
でもその勇気がなかった。
そして彼女も全員が亡くなった。
やまびこは、ようやく彼女の望みを叶えられた。
外の世界に旅立ったのだった。
やまびこは長良に後悔しないことを勧める。
希との待ち合わせ、オンタイムのはずが彼女は待ちくたびれていた。
二人の時間はずれていた。
長良が同調させてあげる。
ーーー次回 「この鮭茶漬け、鮭忘れてるニャ」ーーー
なんだか象徴的なエピソードがいくつか重なったお話。
戦争と言う名前が怖い。
心の傷を具現化する世界も怖い。
そこから飛び出す勇気、現状打破を試みる勇気。
それが重要、一箇所に留まっていては成長しない。
そんな象徴的で長良にも当てはまるエピソードでした。
でも彼は大丈夫なのかもしれない。
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