チート薬師のスローライフ ～異世界に作ろうドラッグストア～ BS11(8/25)#08

第8話　ボディソープ・ムッシュ　3min蘇生薬

　

エジルからノエラを守るために身代わりノエラ完成。

これで魔王エジルが我慢してくれると良いのだが。

領主バルガス家の執事、レーンが訪れた。

今回は娘のエレインの用事ではなく、父カスティの用事らしい。

早速、屋敷を訪れると娘から避けられているのはレイジのせいだと難癖とも言える扱いを受ける。
話を聞くと思春期の娘が父親を疎ましく思う症状だった。
そして幼い頃の娘のままに接する父の愛情表現が問題だった。
少女は成長する、なので行動を慎まないといけない。

そんな状況を説明するが理解されない。

帰ってレイジは消臭液を運ぶ時にミナが身代わりのエラを抱いていた。
香水を振りかけたのでいい匂いがする、エジルならノエラの香りの方が良いかもだけど。

そう聞いて無臭のボディソープを開発する。

早速、エレインの父に使用を求める。

騙されたと思って使ってみるとスッキリ。

髭も剃って若返って見える。

早速、エレインに抱きつくが誰なのとエレインにも見分けがつかなかった。

これはレイジが娘を拐かしているからだと、謂れのない中傷を受ける。

ここで娘は頂くと悪役のフリで芝居がかった状況に乗っかるレイジ。

そんな芝居にも本気で答えるエレイン、レイジと結婚も考えている。

父は娘を愛している、それは今も変わらない。

それを聞いてエレインも仲直り。

後日、領主からお礼の手紙が届く。

でも娘はお前には渡さないとの念押しも書かれていた。

あれは芝居ですからと返答すると、本気で良かったのにとエレイン。

ミナが発熱したので看病するレイジ。

ミナの今の部屋は生前使用していた部屋。

母が看病してくれた。

100年前に暮らしていミナの家族。

地下には母が使用した品が残されていた。

そこで日記を発見する。

エジルに採取を依頼した素材で創薬する。

3ミニッツ蘇生薬が完成する。

これを使えば母親が3分だけ蘇生する。

本人の思いのこもった品に掛けるだけ。

レイジに手を繋いでもらって薬を使用する。

母親が蘇って当時の思いを語り始める。

ミナは病弱で病が治っても、別の病が発病する。

お金も足りなくなり、夫は任せっきり。

母は疲れていた、どうしたら良いか分からなくなってきた。

私より先に逝くなんて、娘が最も辛いはず。

私はミナが居て幸せだった。

娘が結婚する姿を見たかった。

祖母、母から結婚時にもらったブローチをミナに持たせてやりたかった。

そう言って消失する。

ミナは母に愛されていた。

ミナは家で家族を見守る幽霊。

その家に住む人が幸せになって欲しい。

ーーー次回　「」ーーー

　

今回はエレインの父、領主の思春期の娘との接し方。

それに一役買ったレイジでした。

そしてミナが知る母の本音。

ちょっといいミナと母の愛情でした。
それにしてもレイジがエジルを素材集めを利用するのはどうかと思う。
ご褒美を適当にごまかすのは良くない。

そこは身代わりノエラをプレゼントで良かったと思う。

ちょっと酷い仕打ちですよね。
身代わりノエラは発売したら売れそう？