現実主義者の王国再建記 BS11(7/17)#03
第3話 臣をして忠臣たらしむことなかれ
リーシアはソーマの言葉が気になっていた。
生まれながらにして王国をまとめ、発展させるべき立場の王女。
ソーマが居なくても国のために学ばねばならないことは多い。
そのためには婚約者として振る舞い、色香を利用しても帰らせず
留まるように行動すべきではと考える。
ソーマが王として国内の住民に広く才能あるものを求めた。
今日は、様々な才能あふれる者が披露され登用される日。
リーシアも立ち会う事になっていた。
最初はダークエルフのアイーシャ。
彼女は戦闘では並ぶものがない強さを誇る少数民族の出身者。
登用されることが決まっても報奨ではなくお願いをする。
彼女たちが暮らす神護の森の様子が思わしくない。
森が健康を取り戻す方策を行って欲しい。
そう頼まれても間伐くらいしか思いつかず困ってしまう。
主君として仕えて、我が身を捧げ愛人として暮らすことも厭わぬと言い切る。
なので今すぐ間伐とやらを行ってもらいたい。
次に美貌の歌姫、ジュナが紹介される。
彼女はローレライを先祖に持つらしい。
そこで国民に元気を与える歌を歌って欲しいと依頼する。
そのような歌は彼女のレパートリーには存在しない。
そこでスマホでお気に入りを聞かせる。
一度聞けば覚えられる、日本語も音として記憶した。
その場で完コピして歌唱した。
次はポンチョが紹介される。
大食いで食べたことのない食材はない。
そんな一芸に自信のないポンチョ。
しかしソーマは彼こそが求めていた人材だと感動して握手する。
それだけでは飽き足らず、大食いの友人の名前を与える。
イシヅカを名乗るが良いと最高の称号を与える。
次は唯一の他薦による知識自慢のハクヤ。
彼は知らないことを知ることが楽しみな男だった。
それなら司書の職を与える。
しかしハクヤは王であるソーマを逆に見定めていた。
予想以上の最高の回答だったので、横でソーマを支えたいと伝える。
それなら、この後に部屋で語りたいと返答する。
最後は妖狼族の少女、トモエ・イヌイだった。
彼女は動物と会話ができる。
そしてソーマに伝えたいことがあると告げる。
自ら歩み寄り、彼女の言葉を聞く。
ーーー次回 「」ーーー
才ある人材を広く国内に求めたソーマ。
その合格者と謁見する。
でもその時点で選ばれた5人ですよね。
それを認めた官僚にこそ才能があると思う。
本来なら全員と会って話して試して登用をソーマ自身が自ら告げるのが正しいと思う。
それを描くと手間がかかりすぎて面倒なので尺の都合でカットされた感じ。
まあ、5人の腹心が得られるエピソードを1話で描きたかったので、
こんな描き方になったのでしょうね。
本来なら大食いのポンチョは選ばれない可能性のほうが高い。
そんな彼に才を見出したソーマの実力、エピソードとしては弱い。
そんな彼に才を見出したソーマの実力、エピソードとしては弱い。
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