スーパーカブ TokyoMX(6/09)#10

第10話　雪

　

12月の冬休み。

散々嫌がっていた礼子もレッグシールドを装着。

カブの冬装備は増えていく。

でも雪の日は外出が難しい。

諦めてメスティンでご飯を炊く。

礼子から面白いから直ぐに来てと電話に嫌だと拒否。

でも画像を見ると今から行くと乗り気。

ご飯を持参して出発だが、初めての雪道に緊張。

下り坂は怖いので足も使って安全に。

礼子の家に到着すると既に作業を始めていた。

カブを廃車にするので、本体やパーツを仕分けした。

礼子は出遅れたので主たるパーツは他の人の手に。

でもカブ用のタイヤチェーンを手に入れた。

結構珍しい品で雪道も怖くない。

小熊も装着してみる。

礼子には行きたいアテがあった、そこは山の中。

タイヤチェーンで走行は安定する。

山中の平原は誰も踏み入っていない新雪。

その中を走り回る二人。

転んでも痛くない。

暑くなってきたので上着を脱いでノーヘルで走り回る。

休憩すると礼子が雪投げを始める。

小熊はカブで雪を跳ね上げて対抗する。

ひとしきり遊んで食事の麻婆豆腐ご飯を食べる。

チェーンの代金代わりね。

カブがあれば冬も楽しい。

椎の店に立ち寄る。

窓際のテーブルと椅子がトリコロールカラーに変わっていた。

お店のイタリア化が進行中。

新雪で遊んだことを聞くと椎も行きたかった。

更に防寒具は追加される。

小熊はオレンジの繋ぎにフェイスシールドを購入。

礼子もモスグリーンの繋ぎにワークブーツ購入。

お店でコーヒーを飲んでいると父親が話しかけてくる。

椎は二人に憧れている。

町は買い物に良く出かけるようになった。

今日も林道に入っていく椎を見かけた。

今まで活用されなかった自転車もよく利用するので嬉しい。

二人に触発されて背中を追いかけているらしい。

冬の辛さは寒さだけじゃない。

春までは長い。

小熊に椎から連絡、助けて。

道を踏み外して川まで落下していた。

ーーー次回　「遠い春」ーーー

　

新雪でもタイヤチェーンを巻くと走れるカブ。

山中で楽しんでいた二人に椎も参加したかった。

二人に触発されて積極的に行動を始めたらしい。

それがラストで助けてで引き。

こんな終わり方は不穏過ぎる。

いくら新雪でも倒れたらミラーが折れたり曲がったりすると思う。

その辺りが、この作品は結構好い加減。

最後は防寒具も新調。

冬休みはどんなバイトしたのでしょうね？
椎は郵便局でバイトしたようですが、小熊と礼子は何を？

その辺りは描かないらしい。