蜘蛛ですが、なにか？ BS11(3/26)#12

第12話　私の戦いは、これからだ？

　

準備万端、地竜アラバとの対決を開始する。

基本的には空中戦を仕掛ける。

空中を移動しながらの毒攻撃。

接近戦は不利。

そして糸を張り巡らせた罠に誘い込む。

毒が当たっても自動回復でHPは削れない。

しかもアラバも魔法攻撃が可能。

幻惑のスキルで狙いを外させる。

外道魔法で苦痛を与える。

それでも糸でがんじがらめにしてからの魔法攻撃。

打てる魔法は際限なく一気に打つ。

そうなればアラバは砲撃で現状打破するはず。

それも予測済みだが、数々のアンチ耐性スキルを取得していた。

蜘蛛子の攻撃に対する無効化を数多く取得していた。

40,000ポイントが一気に100ポイントまで減っていた。

今までなんとか有効だった外道魔法や毒などにも耐性が付与されていた。

これはまずい、追い詰められる。

しかも火力が増強、まるで火竜の如し。

天井に辿り着いて逃げ場を失う。

天井を魔法で変化させられて腹を貫通させられてしまう。

ここまで使わなかった死滅の邪眼で目を2つ代償に差し出す。

そして腹を切断して避難する、これで糸が出せなくなる。

手負いだが死ぬよりもマシ。

下に向かって逃げるしか無いが炎のるつぼ状態。

空間転移するが空間たちで察知されて食われえてしまう。

腕を代償に腐食スキルを発動、口内を腐食させて脱出。

地面で戦うのは不利、何処かですれ違って上に出るしかない。

熱くて燃えそうだが我慢。

そこでアラバが突然の自滅。

開戦当初から仕掛けていた怠惰のスキル効果が現れた。

回復しないSP切れだった。

これで勝利確定、魔法攻撃で仕留めるつもり。

だがアラバは諦めよく負けを認めて消失する。

どうして？

最後の最後まで必死に足掻けよ。

死にたくないと必死に生にしがみついてきた自分がバカみたい。

私は何なのよ。

レベル25から29にアップする。

しかし一生忘れない後味の悪さだった。

魔王は龍と戦ったことはあるかとバルトに尋ねる。

地竜は武士だった、なんでもない。

バルトの背後に居る白。

シュンは勇者として兄の仇を討つと考えていた。

人間のマーキングをたどって外に出る蜘蛛子。

ダンジョン洞窟内では死にかけた思い出しかない。

ーーー次回　「やったー、外だー、私は自由だ？」ーーー

　

今回はアラバとの対決。

戦闘シーンは見せ場なだけに凄い動きでしたね。

地竜アラバまで倒した蜘蛛子。

もう、そろそろ魔王レベル？

人間界に侵攻する魔王が地竜の事を尋ねていたので彼女が蜘蛛子でしょう。

ただ背後に魔将軍の白が居たので蜘蛛子の本体がこちらで魔王の姿は幻影かな？

そんなスキル持ってましたからね。

そう考えると蜘蛛子の強さが異常で魔将軍たちは大したことない？

でも人間は魔族以下だったりするけれど。

フェイの進化後の姿はどうなるのでしょうね。

地竜アラバみたいな姿？