はたらく細胞BLACK BS11(1/23)#05

第5話　過重労働、脱毛、錯乱。

　

淋菌も退治できて平穏が取り戻せた。

しかしヘルパーT細胞は白血球を温いと考えていた。

キラーT細胞こそが最強。

異物を排除するのは彼らしか居ない。

毛根に酸素を届ける赤血球。

毛母細胞の分裂は速い。

白血球もようやく回復してトレーニングが開始出来るようになっていた。

自分の役割を全うするだけの白血球。

命がけで細胞を守る白血球の死骸が変化した膿は尊いもの。

そんな赤血球の発言が胸に響いた。

キラーT細胞は白血球の数が減少したのでフル稼働だった。

迷惑を掛けているのは分かっていた。

キラーT細胞もフル稼働で疲れていた。

白血球やマクロファージにも仕事を任せるべきだ。

そんな周囲の声は気にかけずヘルパーT細胞は奥の手を使う。

サイトカインを使用する。

いつにもましてテキパキ行動するキラーT細胞。

毛根に酸素を運ぶ赤血球。

しかし炎症を起こして燃えていた。

非常事態で原因はキラーT細胞の暴走だった。

敵味方の判別が出来ずに毛母細胞を異物と認定していた。

毛母細胞を排除した結果、毛髪が抜け落ちていった。

樹状細胞がヘルパーT細胞を説得しようとするが止まらない。

分裂が速い毛母細胞をがん細胞と見間違っていた。

ストレスが原因だと思われる円形脱毛症が発生していた。

自己免疫疾患が発生していた。

それでも赤血球は酸素を運ぶ、自分に出来ることを精一杯する。

遂に病院で投薬、ステロイドが投薬される。

キラーT細胞を破壊する。

続いてヘルパーT細胞も拘束する。

ようやく暴走が止まる。

キラーT細胞も落ち着きを取り戻す。

もう働かなくて良いんですよ。

涙を流すキラーT細胞だった。

尿管で異常発生、結石で一部破損。

赤血球が尿管に流れ出す症状、血尿だった。

ーーー次回　「」ーーー

　

前回の件も含めて、白血球、マクロファージ、キラーT細胞の役割分担が

　良く分からない。

白血球は何処へでも行けるようだが、淋菌に対してキラーT細胞も参戦しなかった

ことが違和感だった。

何かの制限で参戦しなかったのだろうか？
その辺りの棲み分け、役割分担が不明。

今回は白血球やマクロファージにも応援を求めるようなセリフがあった。

そこらの説明が欲しかった。

今回は白血球の数が減少したのでキラーT細胞が頑張った。

その過度の労働が暴走を誘発したのは分かる。

その前に休ませてあげられていれば良かったのにね。

それにしても、この肉体はストレスを感じすぎている。

ストレスが肉体をかなり痛めつけている。