魔女の旅々 BS11(10/23)#04
第4話 民なき国の魔女
イレイナが訪れた国は廃墟だった。
唯一、無事そうな建物は王宮だった。
扉が開かないので炎で燃やす。
中にはミラロゼと名乗る女性が暮らしていた。
お茶を振る舞われて話をする。
彼女は何も覚えていない。
この国の現状も、ここにいる自分のことも分からない。
目覚めると、ここに居た。
化け物、ジャバリエが国を滅ぼした。
最後の一人のミラロゼを狙っている。
王宮は魔法使いしか入れない結界を施している。
ここにジャバリエは入れないから安全。
日没から夜明けまでジャバリエが暴れる。
魔法使いのミラロゼがジャバリエを退治するしかない。
今日で目覚めてから七日目。
魔法を思い出した、魔力も満ちている。
ジャバリエ退治を手伝ってもイレイナに得はない、だから手伝わない。
部屋を借りて眠る、ふかふかのベッドに感謝。
朝食を調理したミラロゼ、パンも焼ける。
今夜の準備を手伝うイレイナ、ジャバリエ退治は大変すぎるのでノー。
落とし穴を作るイレイナ、そこに誘導して倒す作戦。
結構なサイズなので疲労したイレイナ。
ご褒美は夕食、ミラロゼも疲労するのでイレイナが準備する。
ミラロゼがジャバリエを誘導する、落とし穴は成功する。
ジャバリエの炎で記憶を取り戻すミラロゼ。
さようならお父様、私の絶望を思い知りなさい。
遂にジャバリエを倒した。
王女のミラロゼは料理人と恋をした、そして身籠った。
しかし父親は許さず、料理人を処刑した。
あまりの絶望に記憶喪失の代償を対価に父親を化け物に変えた。
そして自分に手紙を書いた、ジャバリエを倒せと。
記憶を持ったままで化け物にされた父親は夜な夜な愛する国民を食べた。
愛するものを失う苦しみを味わされた。
望みを叶えたミラロゼは想像上のエアー夫と暮らす毎日を送るのだった。
ーーー次回 「」ーーー
この作品はバッドエンド、悲劇がメインのようですね。
昔のSF作家などがよく用いた作風にも似ている。
ショートショートでエスプリの効いた少し捻ったビターエンド作品。
そんな感じの作譜ですね。
キノの旅はリメイクしか知らないが、面白くなかった。
それは昔のSF作品を読んだからな気がする。
もっとバッドエンドの後の少しのハッピーエンド的な作風としてはキレがない。
それは、この作品にも同じことが言える。
捻りが足りないと言うか、弱い。
猿の惑星、HALなど昔のSFでは驚きがあった。
そんな事もなくビターエンドを描きたいのでしょうが、うーーんと唸れない。
ビターエンドな作品も必要だとは思うが、これでは弱い。
背景作画は圧倒的に綺麗なだけに勿体ない。
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