魔女の旅々 BS11(10/09)#02

第2話　魔法使いの国

　

旅立ったイレイナが向かったのは魔法使いの国。

魔導師、魔女見習い、魔女の順で序列がある世界。

魔女となったイレイナは魔法使いの国を訪れる。

魔女しか入れず、優遇される国、ブローチがあれば魔女として見做される。

入国したイレイナに暴走した少女がぶつかってくる。

屋根に二人して落下する。

屋根を修復して宿を探すイレイナ。

しかし、どこも拒否される。

最後の安そうな宿でぶつかった少女、サヤと遭遇する。

彼女はそこで働いていた。

ようやく、宿を得て落ち着くが、魔女の証、ブローチが無いことに気づく。

サヤが訪れて魔女見習い試験に合格するコツを教えてほしいと頼み込んでくる。

東の国から魔女になるために妹と一緒に訪れた。

しかし妹は魔女見習いとなり帰っていった。

1週間後に魔女見習い試験があるので教えてほしい。

先生になるのも悪くない。

ほうきの乗り方や風の魔法を教える。

ブローチは見つからない。

サヤが一緒に眠りたいと部屋を訪れる。

筆記試験はなんとかなるが実技試験が問題。

飛行しながらの魔法の対戦となる。

最後まで残れば見習いとなれる。

イレイナは風の魔法で相手の体勢を崩して勝利した。

だから風の魔法は大事。

サヤの上達は眼を見張る。

今まで何をしてきたのでしょうか？

きのこが嫌いなサヤ、何でも食べられないと魔女に成れない。

ここぞとばかりに自分のきのこも彼女に押し付ける。

ブローチは見つからない。

ある日、落下を目撃した隣人に話を聞ける。

全てを理解したイレイナがサヤを問い質す。

東の国から飛んできたサヤが飛行魔術が下手なわけがない。

敢えて下手なふりをしていた。

ブローチを返してください。

イレイナが出国できないようにとブローチを盗んだ。

彼女は一人で寂しかったのだった。

魔女となるには一人で何でも解決できないといけない。

母から貰った予備の帽子をプレゼント。

これであなたは一人じゃない、いつも私と一緒です。

宿代は私が払ってタダにするから。

色んな話をした。

儚くか弱い依存症の彼女だった。

それは昔の自分と重なった。

そして6ヶ月後、サヤも試験に合格して見習いになれた。

魔女になって大好きな旅人さんに会いに行くと書かれていた。

ーーー次回　「」ーーー

　

キノの旅みたいにXXXの国で出会う色んな出来事を描く作品のようですね。

この作品、背景は綺麗で作画は本当に美しい。

だが脚本の描き方が少し弱い。

結果を納得させるための現象が弱い。

なので彼女の結論を素直に納得できづらい。

そこをある種、強調しないといけないが描き方、演出が弱い。

今回のサヤの依存症をエピソードで見せることが下手だった。

前回の我慢するなも弱かった。

フラン先生があれこれ、理不尽にワガママをもっと言うところを描くべき。

そんな淡白な演出が災いしている気がする。