放課後ていぼう日誌 TokyoMX(9/22)#12終

最終回　第12話　これから…

　

放課後は真っ先に部室に走る陽渚。

やる気満々で海王丸に必要な道具を積んで自ら引っ張り始める。

砂浜に到着すると調べた情報を説明し始める。

疑似餌は動かないので餌認定されない、なので常に動かしてやる。

長さも長めにして動きを伝えやすくする。

それらは注意書きとして疑似餌の袋に書かれていた。

早速、釣りを始める陽渚。

当たりはあるが、釣り上げるまではいかない。

3人は陽渚が釣るのを待つ。

夏海は待ちくたびれて散歩の犬と戯れる。

必死な陽渚に麦茶を手渡して一息入れる夏海。

魚にも機嫌の悪い日があると考えると気にならない。

動画の場所とは異なるので同じでは釣れないのかも？

動画のキスは24cmで大型、昨日釣り上げたキスは若いので中型、15cmくらいのサイズ。

そこで疑似餌を短くする、針まで飲み込めていないのかも？

当たりが来てもゆっくりと動かして食いついても焦らない。

初めてのキスを釣り上げた。

色んなことを考えて工夫することが自分だけの財産になる。

ヤッターと大喜び、先輩も喜んでくれる。

明日も釣りましょう、疑似餌は残っているから。

完全にハマったな。

キスの天ぷらは美味だった。

夏の部室は暑いので最初に訪れたら窓を開けて換気が必要。

冷蔵庫には麦茶を入れているが残り少ない。

皆で麦茶を作るが大量に作るとどれが、誰のペットボトルか分からなくなる。

二人のバッグにアジのフェルト人形が吊り下げられていた。

実は期末テストが終わって、夏海が約束のフェルト人形作りを実行したいと言う。

ちなみに平均90点以上の夏海。

着替えて陽渚の家を訪れると母は覚えていた。

晩御飯は一緒に食べることになる。

陽渚の部屋は縫いぐるみだらけでゲームもTVもない。

陽渚が教えて完成するが初めての夏海は少し不格好。

教えてもらったお礼にと差し出すので、テスト勉強を教わったお礼に。

互いに人形を交換する。

それを聞いて大野先輩も作りたい。

ロッカーに道具と材料を一式、準備していた陽渚。

3人でフェルト人形作りが始まる。

陽渚は手際も良くて見ているだけでも面白い。

大野先輩はガラカブを完成させた。

これは売れる、金になると女狐部長。

部長にはたこを作るが、たこひげやになった。

夏海は手芸部には入りたくないのか？と尋ねる。

手芸は一人でも出来る、ていぼう部で皆と釣るのは楽しいから。

それに一度部室を覗いたが男子ばかりで入れなかった。

実は知っていた女狐部長。

完成品をどうしようか？　夏海が糸を付けてアイデアあり。

明日もキスを釣る陽渚、疑似餌が残っている。

フェルト人形はペットボトルのマーカーになった。

それを見て、さやか先生がズルいと甘える。

作ってくれるなら猟師なので鹿や猪が良い。

ていぼう部なので魚で。

中トロ、サーモンが好き。

SP　EDでバリの下処理に挑戦する陽渚。

BBQもやりたいと妄想。

今日も暑かね。

部長、今日は何を釣りましょうか？

ーーー最終回ーーー

　

今回は陽渚のキス釣りリベンジ。

動画サイトで得た知識だけでは当たりはあるが釣れない。

そこで考えてみるとサイズが異る、疑似餌の長さが問題？

ようやく陽渚も教わるだけでなく、自分で考えて工夫することを覚えました。

釣りとは魚との勝負、釣れないときは考えることが重要。

これでようやく一人前の釣り人になりましたね。

ここまでが陽渚の成長と独り立ちでしたね。

綺麗にまとまった内容でした。

そして残りは夏海との約束。

フェルト人形でアジを作る。

それ以外にもたくさん作る陽渚、慣れているので手が早い。

縫いぐるみだらけで女子の部屋でしたね。

キス天を食べにさやか先生が登場するかと思ったらフェルト人形を欲しがるとは意外だった。

輪ゴムでもシュシュでも何でも良さそうですが、同じ物がいい。

魚は釣るものではなく、食べるものの認識な先生でした。

漁師じゃなくて猟師ですからね。

この作品は陽渚の自虐的な笑いが楽しめた。

他人を攻撃しない笑いは安心して落ち着けますね。

是非2期も制作して欲しい作品です。

今期のトップアニメの一つでした。