魔王学院の不適合者 BS11(8/01)#05

第5話　転入生

　

かつて2千年前、アノスは大精霊の挑戦を受けた。

配下の剣聖シンに討伐を命じた、一撃で倒したなら褒美をくれてやろう。

それなら転生したい、根源魔法が苦手なシンでは記憶も経験も全て失う。

それでも魔王様の居ない世界で暮らしたくないから。

眼前には勇者カノンが現れた。

彼は根源魔法を7つ持つので死んでも直ぐに蘇る。

近くに大精霊レノも居るはずだから探せ。

ダンジョン試験の結果発表に浮かれているクラスメイト。

錬磨の剣聖と呼ばれる皇族の生徒が転入してくる。

アノスたちが持ち帰った王笏は盗まれたので真偽不明。

よって得点は70点、満点じゃないのが不満。

統一派で白服のミサも抗議するが却下される。

犯人を見つければ良いだけだとアノスは生徒が隠し持つ王笏を取り返す。

わざと盗ませるならもう少し上手くやれと教師に念押しするアノス。

ミサがアノスに礼を述べる、さっきは庇ってくれた。

サーシャもミーシャもアノスが暴虐の魔王だと信じているのでしょう？

ミサたちは混血なので白服、皇族からは蔑まれている。

だが七魔皇老の一人の後ろ盾で活動が可能だった。

ミサからユニオン塔に招待される。

そこはアノス・ファン・ユニオンで混血女子たちの集まりでもあった。

ミサの父親は魔族で母親が精霊、皇族は混血を許さない。

でも父から魔剣の一部をプレゼントされていた。

それが彼女の宝物で、残りは父が持っているはず。

皇族は半霊半魔を認めない、除名される。

アノス班に入りたいと告げると覚悟を見せろ。

午後は魔剣の授業、魔剣を引き抜くことはサーシャでも難しい。

魔力を吸収するからだった。

簡単に魔剣を引き抜く男子が居る、転入せいのレイだった。

アノスには抜けない剣は1本だけ。

勇者カノンの持つ剣だけは抜けなかった。

二人は特別授業を担当する七魔皇老を手加減して倒す。

翌日レイはアノス班に入りたいと告げるが断る。

覚悟を見せろ、ミサと班を組んで対抗戦で戦え。

アノスと本気で戦いたいレイは了承する。

ミサに魔剣と魔力を供給するレイ、使い方が上手くないので余っている。

レイは混血を差別しない、今の皇族の言葉は魔王らしくない。

本当の魔王なら混血差別などしないと考えていた。

ミーシャは王城を建設、今までよりも魔力アップしている。

サーシャがミサたちを迎え撃つがゴーレムで出撃。

9人でレイの魔力を用いて操作していた。

最大火力のヘルブレイズをミーシャがサーシャの魔法で放つ。

ゴーレムを倒した隙きを狙ってミサが魔剣を振り下ろす。

命は守ったが負傷したサーシャ。

アノスはレイのハンデに枝で対応する。

枝でもレイを吹き飛ばす。

本気で戦うレイは嬉しそう。

サーシャとミーシャはネクロン家の秘術、融合魔法の炎と氷で攻撃する。

二人は過去に戻り根源の自分と合体した。

それで魔力が増大していた。

アノスとレイの魔力は凄まじく魔の森を破壊しながら戦う。

こんなに長く本気で戦えたのは初めてだよ。

レイは喜びに満ちて剣を振るう。

アノスの枝を切り落とした者は初めてだ。

レイの参加を認める。

ーーー次回　「魔剣大会」ーーー

　

新たな仲間のレイ、ミサの登場回でした。

担任のエミリア先生が何やら不穏な態度ですね。

今の皇族を守る立場なのでしょうが、それだけだろうか？

書き換えられた記録、別の暴虐の魔王信者？

操られている的な立場だろうか？

エミリア先生の秘密が明らかになることがあるのだろうか？

アノス・ファン・ユニオンが同じ室内で関節キッスとか面白すぎる。

回転して勝手に倒れるとか同じ班になると危なすぎる気がする。

そうしてアノス班は白服が増えそう。

サーシャとレイは名門皇族のようですからバランスは取れるのかな？

ミーシャなんて既に皇族を凌ぐ実力者に思えるけれど。

アバンの精霊は魔族よりも蔑まされた存在の様子。

ちょっと勿体無いよね、精霊も仲間に加えれば良いのにね。

現在の魔王学院では存在できないかな？

魔の森で仲良くなれば良いのにね。

学院でのエピソードが増えると家庭のエピソードが減る。

母親は毎回登場させるべきですよね。