かくしごと BS日テレ(4/23)＃04

第04号　ノルマエ・ナマエ　コマ割りスケッチ

　

中目黒の家と同じ間取りの資料の倉庫。

そこで17歳から20歳までのボックスを見つける。

中目黒の自宅は母が準備した箱。

時代が変わって流行遅れの品もあったが、それが逆に愛おしい。

うっかり本名でデビューしてしまった。

それでは色々と不便なので逆にどうでもいいカードでは偽名を使っている。

後藤和士と名乗っている。

アシスタントたちにもペンネームは先に考えていたほうがいいぞ。

既に持っているアシスタント、聞いても絶対に教えない。

それなら一層、今からペンネームを考えればいいと担当編集。

それは正に目からウロコ、早速二人で考える。

しかし編集長も副編集長も今更変えづらいと却下。

逆におかしなものにのめり込んだのではないかと心配になる。

姫が学校で流行った姓名判断を行っていた。

父の名前は最高だが、芸術家には向いていないらしい。

偽名で占ってもらうと1人で寂しい残念な名前だった。

だからその友人とは仲良くしてあげてね。

六条先生はDQNネームの生徒がいると疲れてしまうと告白。

読めないので読み間違うと怒られるの気を使うらしい。

ナディラの国では精霊占いが一般的らしい。

担当編集が心配して訪れたら精霊と勘違いされる。

CEOの人だ、誌偉王の人？

ナディラに一目惚れ、誌偉王に改名しろと言うこと？

ナディラ曰く、担当編集はオーラのない珍しい精霊らしい。

姫には強い守護霊が守ってくれているから精霊も必要ないらしい。

姫は宿題のスケッチで父に相談。

絵は得意？　それなりには、普通よりは少し上手いかな？

日曜日にスケッチに行くことに決まる。

しかし背景を描かなくなって久しいので一般人よりも上手な程度。

それが悔しくて何度も描いて練習すると仕事が止まってしまう。

アシスタントは上手だとお世辞で終わらせようとする。

最近カラーを描いていない。

それは禁句だったらしく白黒原稿に無理やり彩色するのを止めないといけない。

帰りに絵画教室を発見。

姫のために訪れると講師が千田奈留だった。

JKだが何度も入賞した実力は折り紙付きだった。

実際に描き始めると下手ではない、むしろ上手い。

でも敢えて言わせてもらうと、漫画っぽい。

JKにも見抜かれてしまう職業病。

帰りに六条先生に会ってしまう。

絵画教室の講師もされているのですね？

漫画は絵とストーリーの総合芸術ですよ。

どちらも中途半端な者の作品ですと卑下してしまう。

姫ちゃんのスケッチに手を貸してはだめですよ。

分かりますから。

それなら日曜日のスケッチに同行すれば良い、遠くから見て。

動物園でスケッチ、何を描こうかと悩む姫。

虎を描くことに決定する。

六条先生はデートだとウキウキ、他の生徒に見つかってしまう。

デートです、遠くから眺めています。

亡くなった恋人を思い出していると生徒が逆に気遣う。

虎は外には出てこない。

考えた姫は虎の視線で描く、想像ではない。

高価な額に入れて飾るが恥ずかしい姫。

姫の絵画に妻と3人で撮影した写真を思い出した。

ちょっと似てる光景だった。

動物を描けるアシスタントが負傷。

こんなときは動物目線で描けばいい。

流石にベテラン、引き出しが豊富。

でもやり過ぎると低予算映画みたい。

---次回　「」---

　

今回のサブタイは、テロマエロマエ、ひだまりスケッチ、がネタ元。

ひたすらに姫が可愛い作品。

そして女性陣にひたすら勘違いさせる可久士ですね。

ただ六条先生はかなりな部分で変人になりつつある。

ナディラってナディアのパロディ？

怪獣目線の特撮って、大怪獣東京に現わる、がネタ元？

漫画家で危ないことにのめり込んだ人って、ガラスの仮面の作者でしょうね。

一時期入れあげて製作が中断してましたから。

未だに最後まで描く意識は高く、いつかは完成するらしいですが。

小ネタを散りばめても姫の話ではホロッとさせる作風。

年齢箱、写真、守護霊と母親の想いが随所に散りばめられている。

ED曲と相まって久米田作風がマイルドに感じられる。