本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません TokyoMX(4/08)#15新

第十五章　神殿の巫女見習い

　

神官長とマインは交渉する。

青色の貴族扱いで自宅から通う。

ギルドに登録されて工房を持っている。

寄付金も稼げるし、灰色の孤児たちの仕事も生み出せるかもしれない。

何処まで知っているのかと考える神官長。

ルッツが居ないと通えない、側使えの者が就くことになっている。

マインの希望はほぼ満たされることになった。

神殿通いは準備が必要で、その間はマインも自由。

先ずはベンノさんに結果の報告に向かう。

ルッツは商人の見習いとして働いていた。

経緯を説明すると神官長は信用して良さそうだと判断する。

ルッツの母親からマインを調べるものが居ると聞かされる。

ベンノに相談するとギルドに忍び込んだ者が工房の情報を盗んだのだろう。

神殿とは貴族の派閥争いの場所でもあるので、要らぬ苦労を必要とされる。

準備期間は色んなことをする。

衣装の手直しや髪飾りのライセンス販売ではトゥーリも大喜び。

フリーダが試食会を開催するのでお手伝いするマイン。

ベンノは砂糖とオーブンと貴族料理の料理人が必要なのでフリーだと組むのが得策と説得する。

それでもベンノはマインの知識をフリーダに奪われるのは気に食わない。

料理人が居なければ育てればいい、マインの口癖がうつったようだった。

オーブンを使えるとなるとイタリアン料理を考えるマイン。

ピザにドリアにラザニア…トゥーリは変なこと考えていると思う。

神殿長はマインの魔力で命の危険を味わったので恨んでいた。

神官長の報告に側仕えは灰色孤児の中でも問題児を充てがおうとする。

しかも自分への報告をするスパイとしても徴用するつもりだった。

マインからは魔力とお金を絞れるだけ搾り取る考えだった。

神殿長の考えを知って神官長は頭を抱える。

ルッツと神殿に通うマイン、フランが出迎えてくれる。

神官長付きの側仕えだったので何事もそつがない。

神殿内では神官からも巫女見習いからも妬まれていた。

神殿の世界を知るマインだった。

神官長が巫女となる儀式を行う。

誓いの言葉を復唱して、最後はグリコポーズ、よろけてしまう。

青色巫女の制服を頂くと側使えを紹介される。

必要はないのだが、決まりなので断れない。

フランはベテランで、デリアとギルの問題児があてがわれた。

デリアは愛人希望で神殿長からは見張り役を仰せつかっていた。

ギルは言葉遣いも荒い困りものだった。

マインが二人の教育を施さないといけない。

世俗とは大きく異る貴族世界に馴染まないといけないのだった。

父はオット－と居酒屋で飲んでいた。

マインを巫女にはしたくない気持ちは変わらない。

でも本人が望むので守るために頑張る父ギュンターだった。

オット－は義兄ベンノの店を手伝うために門番の仕事を辞めることにした。

それもマインの商品が売れ過ぎているからだった。

父は門番としての仕事がマインを助けることになると言われる。

貴族の出入りが分かるのでマインに情報を知らせることが出来るからだった。

---次回　「青い衣と異なる常識」---

　

OP,ED曲は1期が良かったですね。

映像は悪くないが、曲が残念過ぎる。

大人の都合で同じ曲は使わないのは分かるが、同じ曲が良かったですね。

神殿とは貴族世界の縮図。

見栄と格差のある世界、宗教も貴族の嗜みのようなものですね。

それだけに神殿長が敵に回った生活は大変そうですね。

マインの常識を壊す言動と革新的なアイデアが貴族世界を壊せるのか？

少なくとも神官長以外にも味方を作らないといけないですね。

そう言えば、魔法でマインの頭の中を覗く神官長のシーンが1期1話のアバンでしたが、

そこに今期の終わりには到達できるかな？