ネコぱら BS11(2/27)#08

第8話　時雨の憂鬱

ココナツは庭でハンモックで眠ったら蚊に噛まれた。

あずきも頬になにかの痕が残ってた。

互いに涼しさを求めて眠った夏の夜。

時雨が起きるのが遅い、しかも腑抜け状態。

朝食も魚を焦がして味噌汁も塩っぽい。

なんだか時雨の様子が変。

それならお手伝いして元気づけよう作戦。

お掃除ではシナモンのしっぽが吸われて潤っちゃう。

洗濯ではなぜかパンツばかり。

夕食をみんながごちそうを作っても食欲なし。

でも普段の時雨はセクハラ三昧なので、これでも良いかも。

時雨の愛情は歪んでいる。

実害はなくても元気になって欲しい。

兄好きな時雨だけに嘉祥が居ないのが原因？

嘉祥さんの側に送り込もう作戦。

ラ・ソレイユのメイドとして働く、猫耳を付ければ従業員。

しかしポンコツを晒してしまう、引き籠もり体質に接客は無理。

嘉祥さんに頼もう、午後の紅茶とケーキ。

それでも時雨は元気にならない、猫耳で帰る。

不安なので4匹は尾行すると三浦海岸へ。

崖の上で悩んでいるので危ないと飛び出す。

しかし足を滑らせて全員で海へ転落。

その前に時雨は覚醒する。

ようやく分かった。

ようやく時雨の不調の原因が判明した。

崖の上で抱きつかれた時に分かった。

冬場は寒いので皆が布団に入ってくれたが夏場は涼を求めて近寄らない。

それで猫成分が足りなかったのだった。

それなら今日だけは皆が一緒に眠る。

---次回　「」---

　

猫に関しては異常なまでの愛情を発揮する時雨。

夏場は付くてスキンシップが足りないのでした。

そう言われれば納得のセクハラオヤジの時雨でした。

カカオは、ソレイユを探してくれた少女と順調に交流を深めてますね。

まだ誰も彼女が面倒見てくれたことを知らない。

いつ彼女の存在が知られるのでしょうね。