群れなせ！シートン学園 BS11(2/03)#05

第5話　誰が勇敢であったか？　-体育祭の話-

　

シートン学園にも体育祭の季節が訪れた。

これに関しては人間は分が悪い。

優勝を目指したいランカだが料理部は全員不参加。

でもミユビだけがやる気。

そんなミユビにランカも協力を惜しまない。

二人三脚なら向いていると思う。

早速練習するが、やはりテンポが合わない。

ハダカデバネズミたちは会場の整備係。

ミユビが転んで1匹を尻の下にひいてしまった。

事情を聞いてミユビの体力強化も兼ねて手伝うよ。

ミユビが頑張るが遅かったり、失敗したりと大変。

彼らもランカには恩義を感じているので無下には断れない。

でもミユビも成れてきたのか成長する。

会場の整備も無事に終了する。

彼女たちの練習風景を見せられると人も参加しないわけにはいかない。

料理部全員で参加する。

シマウマのクロエもロバたちと参加。

実はカードゲームでは世界的にトップとなっていたクロエ。

体育祭の参加資格は5人以上のチーム、クロエは3人で無理だった。

ミユビが来ない？普通に速く行動できる。

なんだか様子がおかしい。

風邪で心拍数が上がったので速く行動できたのだった。

今なら迷惑をかけないから治したくない。

絶対勝つから大丈夫、安心して治せばいい。

ランカが徒競走で頑張るがチーター、サラブレッドは速い。

しかしバナナを使って罠でチンパンジーが勝つ。

チンパンジーは知性を利用して勝負に勝つがズルい。

どんどん得点してポイントを稼ぐ。

午前中では圧倒的にトップ。

チンパンジーにイラつく人。

未だ0点なので落ち込むランカ。

これじゃミユビにも約束したのに嘘になる。

午後は300点が得られるアスレチック競技。

人はロバたちをスカウトして冬山競争に出場してもらう。

腕相撲はコアラのユカリに任せる。

握力が1tらしいが都市伝説で。

長距離走は人が頑張る、寒冷地以外では長距離を移動できるのは人間だけ。

次は水泳で瞳の出番。

チンパンジーが恐れをなして彼女を眠らせる。

卑怯な妨害工作をしたと分かる。

実は薬草を20種類も扱えるらしい。

発熱もひいて体調が戻ったミユビが水泳に参加する。

彼女も皆のお役に立ちたいから。

泳ぎは結構得意なナマケモノ。

それでも普通の速度だが一生懸命頑張る彼女の姿に応援するものが増える。

生徒会長までもが力が入る。

頑張ってゴールすると最後はジャングル横断にランカが出場。

先行するチンパンジー、念の為とランカの邪魔をする。

妨害を物ともせずに逆に仲間に手出しするなと言い含める。

ランカがトップでゴール、優勝する。

頑張ったロバには部室を1部を貸してあげる。

狼は大事なものは地中に埋める、トロフィーも飾らず保管する。

クロエはカードゲームを室内で行えるようになった。

ランカの宝物は増えていった。

---次回　「女熊猫の伝記」---

　

ちょっと出来すぎですが、ミユビの頑張りで優勝となりました。

久しぶりの出番のクロエも意味があった。

寒冷地以外で長距離を移動するのは人間だけ。

そう言われるとそうかも知れない。

狼って長距離が得意だが寒冷地に住んでますね。

もっと綱引きとか色んな種目があるべきだし、そうなると分からないが

　最後の種目で300点なら辻褄は合いますね。

ただ参加チームが群れ単位で良いのだろうか？

クラスじゃないの？

ランカのお陰で友達の輪が広がっている。

それでこそ群れのリーダーですね。

瞳はお着替えだけのお色気要員に成り下がってましたね。