自縛少年花子くん TBS(1/31)＃04

第四の怪　ミサキ階段　其の二

　

ようやく最上階に辿り着いた3人。

そこには求められて集めた肉体のパーツが揃っていた。

ミサキと名乗る女性がやって来た。

出来上がった肉体にミサキと名付けて動かすが寄せ集めの適当なパーツなので

　動くはずもなかった。

彼女が寧々に電話で指示をしてきた女性でミサキを作ろうとしてきた。

でも人間じゃないので人間の体が分からない。

そこで人間を攫っては肉体を作らせてきたのだった。

でも動かないと駄目、そのものたちは廃棄されてきた。

寧々は葵らしき存在を発見して抱きしめる。

3人を襲うミサキ、切られると縫いぐるみに変化するらしい。

寧々を守った源の腕が縫いぐるみに変わる。

彼女の相手を源に任せて花子くんは寧々を励ます。

ここはあの世とこの世の狭間の世界。

生まれることも死ぬこともない、大丈夫、皆は生きている。

それよりも依り代が見つからない。

上になければ下かなと寧々を下に投げ入れる。

そして花子は源と一緒にミサキと戦う。

落下して目覚めた寧々は見るからに怪しそうなマル秘帳を発見。

それは少女と岬先生との日記のような記録だった。

少女と岬先生のやり取りは続く。

字も上手くなり漢字も覚える。

ある日から岬が来ないと待ち焦がれる。

教師がそこで事故にあい亡くなったらしい。

岬先生が来ないなら自分で作ればいいと思いつく。

その時、背後から物音が聞こえる。

ミサキが訪れたが花子のお守りで助かる。

花子も駆けつけたがかなり厳しい状況。

依り代は見つかったかい？

貼られている御札を剥がすだけでいい。

髪切りのハサミだと思いつく、大事に祠にしまったと書かれていた。

ミサキが邪魔をするが乗り越えて御札を剥がす。

学校の七不思議の役目は終わりだと石版を奪う。

写真には撮影時の思いが残っていた。

岬先生は生徒を集めて神社で集合写真を撮影した。

ここにはお化けが出ると噂があった。

先生は狐の少女の髪を切ってやりハサミをプレゼントした。

狐の少女も一緒に撮影する。

目覚めると現実に戻っていた寧々。

そこには狐の少女ヤコがいた。

彼女がミサキとして学校の2番目の七不思議として存在していたのだった。

花子くんが力を奪ったのでもう何も出来ない。

被害者も全員無事で直に目を覚ます。

ミサキ先生からもらった髪切りのハサミは壊れたが記念写真は残っていた。

彼女に手渡すと持ち去る、ヤコ、狐と呼ぶと承知しないから。

寧々につけた黒い折り鶴が回収される。

夏彦が少女に上手く言ったと告げられる。

---次回　「告白の木」---

　

正体が明らかになると悲しいお話でしたね。

狐の妖しヤコさえも恐れず生徒のように扱った岬先生。

其の先生を慕って仲良くなったが不運にも亡くなってしまった。

事故がなくても寿命でいずれは先に亡くなる人間。

彼の思い出を大事に生きる妖しだったがゆえに岬先生を作ろうと考えた。

何とも悲しくて切ないエピソードでした。

寧々ちゃんは色々と表情豊かで面白い。

最後には別の妖し？も登場。