スター☆トゥインクルプリキュア テレ朝(1/26)#49終

最終回　第49話　宇宙に描こう！私だけのイマジネーション☆

　

地球では日本で初めての有人ロケットの打ち上げが始まるところだった。

フワは未だ記憶が戻ること無く大暴れでプルンスも困り果てていた。

ヤンヤンはプルンスの好きなドーナツを作ってお手伝い。

ひかるに電話するが対応しないとヤキモキする祖父母。

突然、ララとユニが戻ってきた。

フワの力と記憶が戻ったからワープしてきた。

ガルオウガがひかるたちを転送する際に謝ってノットレイダーのマスクも転送してしまった。

早く取り返さないと誰かが被ると大変なことになる。

運悪くまどかの父が拾って民族学研究の大家、ひかるの父親に相談する。

被ってしまうと意識を乗っ取られ巨大化する。

フワの力でペンダントが力を取り戻して変身する。

5人で再び戦うがフワとプルンスをキュアグレースが守ってくれる。

そして攻撃を防いだところをプリキュアスタートゥインクルイマジネーションで浄化する。

パパが目覚めそうなので急いで変身解除して去る。

ララはサマーンの星で地球で学んだことを報告する。

階級制度もなくなりララは星々の調査員として活躍していた。

ガルオウガたちの星は綺麗に発達していた。

カッパード、テンジョウも力を貸して見事な星として成立していた。

レインボー星もアイワーンのお陰で無事に元通り。

アイワーンは済まなかったと謝罪する。

そんな星でララはひかるに会いたいと話す。

忙しくて地球には行けないララだった。

ユニとレインボー星が復活したら会いに来ると約束した。

まだ訪れていないから必ず来ると信じている。

ようやくひかるに連絡が出来た家族。

目覚めたひかるは宇宙飛行士として出発する。

手にはあの日の星座手帳を。

再び皆に会えると信じている、夢にまで見たから。

まどかはロケットを打ち上げるリーダーだった。

父親は総理大臣になっていた、母も心配で駆けつけた。

アメリカ大統領も注目している世界的な事業の同時通訳はエレナ。

家族がスタードーナッツ持参で駆けつけた。

いよいよロケットの打ち上げが始まりカウントダウン。

遂に発射。

宇宙に到達したひかる。

窓からは光とともにフワの声が聞こえる。

願いが叶ったひかるだった。

---最終回---

　

と言うことで夢でバトルして宇宙に飛び立つ10数年後の未来でした。

最初から未来の彼女たちを描いた最終回。

ララとユニは自分の星での現状を描いてアバンと最後がひかるとえれな、まどかの現状。

ひかるはララの様なメッシュ入りのショートな髪型。

ララはひかるを真似たようなツインテールでした。

なので変身してのバトルは夢。

彼女たちはプリキュアの力を失って夢を掴んだのでした。

でも宇宙でフワの声が聞こえた、現実的には無理があります。

空気がないので声は伝わらない。

ようやくフワが力と記憶を取り戻して会いに来たエンドでした。

この作品は宇宙がテーマ、なので家庭を描くことが少なくて家族の

関係があまり描かれなかった。

そして宇宙の描写も日帰りが基本となると描くことが制限される。

そんな残念なエピソードにも思える宇宙描写でした。

宇宙を彷徨う設定なら十分に星の文化などが描けるのですが

　プリンセスカラーペンを探し終わると宇宙のエピソードが限定されて

　ノットレイダーの話に切り替えざるをえなかったとも思えた。

その辺りのバランスが難しい作品でしたね。

宇宙をテーマに描くけれど宇宙だけを描けない、そんな難しさを感じた。

星名ひかるは主役として十分な魅力を持つ少女として描かれてました。

ただ友達が意外と少なかったのは自分の楽しみ優先だったからと

　描かれて逆に寂しさも感じた部分があった。

描くことが多い分上手くまとめたのは素晴らしかった。

宇宙を描くので全編90年代を思わせる演出で上手くまとめた作品だったと思う。

最後に気になったのは夢の中のバトルで会ったことのないキュアグレース登場。

そんなことって有り得るの？