バジリスク ～桜花忍法帖～ BS11(3/05)#09

第9話　胡蝶、舞えり

叢雲から脱出する涙と現。

しかし雨衆の数が多く次第に倒せなくなる。

滑婆と蓮が救出に訪れた。

現の模写した叢雲が転寝に届く。

滑婆は皮膚坊によって南光坊天海に引き合わされる。

かつて大坂夏の陣でお市の方を救出した滑婆だった。

成尋衆は、この世を再び戦乱の世に戻そうとしている。

天下万民のために伊賀甲賀も共に成尋衆討伐に手を貸して欲しい。

滑婆も戻り七弦、才蔵、式部の男たちも合流。

八郎と駿河様、忠長公との経緯を話す。

八郎は自分ひとりで決着をつけると放浪している。

成尋衆と闘うにしても叢雲を調べる必要がある。

忠長の前に再び成尋が現れた。

謀反など小さいこと、徳川の天下を取るのではなく、この世の神になりなさい。

人が神になれるわけもない。

かつて神になろうとした男が居た、上総介、織田信長。

八郎は皮膚坊と旅をしていた。

紀州の大筒隊が叢雲破壊に出動した。

敵情視察には打って付けの能力を持つ才蔵。

甲賀五宝連の1人に成長していた。

叢雲の中を覗く才蔵、上総介が座っていたが砂となり崩れる。

才蔵を守る響、七弦、蓮、式部。

情報を得て撤収するが雨衆の追手は涙の術、胡蝶が翻弄する。

滑婆、蓮も援護する。

---次回　「羽衣、修羅を見たり」---

　

今回は八郎以外の忍びが集まり、叢雲の視察。

その前に叢雲から脱出した涙、現、数が多くて危なかった。

この辺りの術の描き方は現実的。

ストーリー展開がまどろっこしいので、涙、現の救出を描くよりも

　もっとストーリーを進めて欲しかった。

最後は涙の見せ場でしたね。

男を惑わす女の色華、そんな幻術を用いた術のようですね。

現とは異なり男性限定です、くのいちが多用する術ですね。

他作品では房中術のことだったりもしますね。

次回は滑婆のエピソードかな。

2クールだとじっくり丁寧ですが間延び感もある。