バビロン BS11(11/11)#10
第10話 決意
ドイツとイタリアの都市でも自殺法を採択する。
G6の参加国が狙われている、遅いかもしれないがイギリスにも連絡を。
道徳と法は変化する。
ドイツの首相と電話会議するアレックス米国大統領。
トップが判断するには時間がなさ過ぎる、米国も同じだと知る。
聖書には殺すなかれとしか書かれていない。
十戒にも2つのことを説明しているだけ。
神を愛せよ、隣人を愛せよ。
自殺を判断できるのは神だけ?
アレックス大統領は未だ結論を出せていなかった。
正崎とハーディは壊れた鉄橋を歩く少女を発見する。
ハートフォード市長に確認する。
曲世からの電話で自殺法導入を決めた。
ホスピスであった少女が自殺した。
未だ自殺法は導入されていないのに。
彼女には死は恐れることはない、受け入れればいいと告げた。
少なくとも絶望からは開放された。
その無責任さに怒るハーディ。
イタリアの首相は陽気だった。
自殺法を採択しても国民は死を選ばない。
成績が振るわなかったら自殺するものは居ないでしょう。
アレックス大統領は未だ考えていた。
情報のピースが足りない気がする。
妻は突然キスをする、神様が告げた。


情報が常に十分であることはない。
多すぎたり、少なかったりする中で判断を強いられる。
でも側近や国民が助けてくれるから大丈夫。
大統領宅に招かれた正崎。
善は禅ではなくGoodの意味です。
君はFBI職員になって曲世愛を逮捕したいのかね?
嘘をついていました。
正規のFBI職員になれば銃が支給されるからです。
検察を目指す部下が自殺をした。
部下の女性は正義を信じる姿に憧れたが生存中に解体されて殺された。
私は彼女を憎んで恨んでいる。
正義とは部下に尋ねられたことがあります。
正義とは何かを考え続けることだと告げた。
家族は妻と7歳の息子。
妻は陽気で服も選んでくれる。
曲世を殺したらもう戻れない。
君を正規のFBIに任命する。
この国の大統領は絶大な権力を持っている。
今後、君は私に対してはYes,sir.としか言えない。
なんとしても家族のもとに戻って欲しい。
銃は正しいことに使用して欲しい。
斎開化が会見を開く。
イギリスの都市も自殺法を採択して全国で7箇所の都市が採択した。
自殺法都市首長会議を開きたい、期限は4日後に。
自殺サミットに参加願いたい。
アレックス大統領はようやく気づいた。
考える必要など無かった。
彼らが考えればいいんだ。
さあ、サミットだ。
---次回 「」---
いよいよ、斎開化との対決の様相を模してきた。
自殺法は是か非か?
アレックス大統領の考えは肯定者の意見を聞いて判断すること?
もしくは否定すること?
ある種の揚げ足取りかもしれない。
言葉遊びにならないことを祈りたい。
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正崎の覚悟とアレックスの決断のお話でした。 曲世愛がホスピスにいたハートフォード市長に電話をかけたことを、ついに正崎は突き止めました。しかし、その間も世界では、自殺法の導入を決定するところが増えていました。 曲世を追う正崎とハーディは、ホスピスにいた女の子が危険な鉄橋を歩いて行くのを目撃しました。彼女はホスピスで母親を失ったばかりでした。その時に市長から聞いた言葉が、彼女を動かしていたの... 日々の記録 - 2020.01.16 21:01
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