バビロン BS11(1/06)#09
第9話 連鎖 
米国大統領アレックスはコネチカット州ハートフォード市長との会談を考えていた。


未だ彼自身の考えはうイエスでもノーでもなかった。
まだ何かピースが足りないと判断しかねていた。




先ずは国内が優先、その後にフランス大統領とも会議を行う予定だった。
ハートフォード市長のフローレスは市民のための選択だと告げる。
しかしいささか性急過ぎる決断だと大統領が告げる。
彼は論理的な説明は難しいが感覚的な説明なら出来る。
アメリカは自由の国でありフロンティアスピリットが国を支えてきた。
ホワイトハウスは無理やり強制することはしない。
しかしコネチカットに軍隊を送り込むことも出来る。
フランス大統領と会議する。
彼は大事ではないと軽くあしらっていた。
そうすることで国民に深刻な状況だと思わせたくなかった。

アレックス大統領は斎と会うことを提案するが却下される。
大統領が会うことで彼の人気や支持者が増える可能性が高い。
裏で誰かが暗躍している可能性もある。
FBI長官は1人の捜査官を招き入れて説明をしたい。
正崎が曲世愛に関する情報を説明する。
是非とも彼を大統領の権限で特別に正規職員として採用して欲しい。
捜査は任せるが採用はしばらく様子を見たい。
ハートフォード市長に面会して曲世愛の写真を見せるが誰とも会った記憶はなかった。
市長にいつ自殺法導入を決断したか尋ねると自然と決まっていた。
善悪について考えましたかと尋ねる。
その地の文豪マークトゥエインの言葉を引用して善悪は意味を為さない。
その夜にホテルで調べると市長は決断前にホスピスを訪れたことが分かる。
そこでは3人の女性と会っていた。
その通話を再生してもらうと、相手は曲世愛だった。
---次回 「」---
正崎がFBIの職員となる展開だとは…。
日本よりも世界で暗躍している、自殺法を採決した地域には
痕跡が残っているはずと考えたのでしょうか。
最初のハートフォード市で彼女の痕跡を発見したのでした。
通話だけで他人を誘導できるなんて凄すぎる怪物です。
自殺法の可決に関わっているのが分かっても本人の居場所が不明では
見つける、捕まえることは可能だろうか。
今後の展開が楽しみですが斎と新域の状況も気になります。
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正崎がFBI特別捜査官となって、曲世愛を追うお話でした。 アメリカでも、ハートフォード市が自殺法の導入を決めました。アレックス大統領は、自殺法に対する態度をまだ決めかねています。この問題の答えを得るには、まだ手持ちの材料が足りないと考えていたのです。 そしてアレックスは、ハートフォード市長とテレビ電話で話し合いました。ハートフォード市の決定を、とりあえずはアレックスは尊重しました。しかし... 日々の記録 - 2020.01.08 20:23
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