刻刻 BS11(3/04)#09
第玖刻
佐河と汐見は祖父を退出させるべく本石に血を注ぐ。
苦しみ始める祖父、彼が退出させられると圧倒的に状況は不利。
樹里は本石を目指して瞬間移動を命じる。
思い浮かべれば可能なはず、霊回忍は抜けていく。
必死の思いで見事に本石付近に移動した。
何とかして止めようとするが良い方法が浮かばない。
皆は返せるから良いかと本石を破壊する樹里。
内部のコアも破壊して祖父の霊回忍消失は防がれる。
駆けつけた佐河と汐見、状況を理解すると汐見を襲う佐河。
寝返るから連れて行ってくれ。
間島、迫と合流できた3人。
樹里の能力で元の世界に戻ることは可能だが樹里は帰れない。
汐見は元の世界に帰りたいだけで、可能性の高い者を選んだだけ。
佐河の探知能力は神離忍の能力と同じで精度は高くないが
広範囲に感じ取れるので強力。
神離忍とのバランスを保つためには食料が必要。
彼の目的は未来を見ること。
現実の世界で数十年の覇者となっても詰まらない。
それよりも何百年先を見たい知りたい。
そんなことのために家族は生死を賭けた戦いに巻き込まれた。
樹里は佐河の目的を聞いて嘆いて和解を考える。
佐河は闘うことで神離忍の能力や力の使用を学んでいる。
今ここで樹里たちを開放することはないと想像される。
父親は真と自宅に帰る、そこにはバイトの飛野が神離忍に変貌していた。
彼はかつての管理人のルールには関係なく父を襲う。
真を守るためにも闘うが歯が立たない。
真が覚醒して命令すると神離忍は従う。
父の命令に神離忍が従った様に見えた。
真が密かに協力する。
これを佐河に対抗させれば良いんじゃないの?
---次回 「」---
祖父の強制退去は阻止することが出来た。
汐見も味方になったが、佐河に対抗する武力が足りない。
そんな状況下で真の覚醒と飛野の神離忍となったことで
状況は好転したのだろうか?
この作品はストーリーが良く出来ている。
毎回ピンチとチャンスの連続で新たな状況が生み出される。
常に次回が楽しみで待ち遠しい。
結局は佐河を止めて樹里の能力で強制退去させるしか無さそう。
間島、真の覚醒で力を合わせればなんとかなるのだろうか?
子供の純真な気持ちで願えば能力が得られるようにも思える。
父親が最後に何かを起こしそうで、鍵の一つになりそう。
樹里を返して自分が残る的な自己犠牲だろうか?
樹里が自分を返そうとして出来ないのは本当かは疑問が残る。
あの時点で帰せると分かることは、後の人間を帰せなくなることが
分かっていて本気で実行していない気がする。
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お祖父さんが強制的に時の止まった世界から排除されるのを、樹里が阻止するお話でした。 物語は、前回の少し前に戻ります。佐河に殺された飛野でしたが、まだ完全には死んでいませんでした。残された意識の中で、彼はまだ生きていたと強く願います。これが今後の展開の伏線でした。 止界術に使う石を奪われたことで、佐河たちにとって最も邪魔な存在であるお祖父さんが、強制的にこの世界から排除されようとし... 日々の記録 - 2018.03.06 22:50
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