この音とまれ! BS11(12/28)#26終
最終回 第26話 スタートライン
抱きしめる母、千春。
部員も先生も廊下の角でこっそりと聞いていた。
さとわに引っ張られてばかりです。
晶さんの言うとおり、いい子たちね。
強引に連れてきてもらって良かった。
その横で落ち込んでいたかずさ。
私達なんて揃っているだけと思って勝った気でいるんでしょう。
私達は揃えることこそ至高だと思って練習してきた。
そんなことない、あの数であのスピードで揃えるのはカッケエと思った。
だろ?
そこは、ありがとうというところでしょ。
音楽に順位を付けたくない、全員に全国に行って欲しい。
時瀬、珀音、姫坂を推す審査員に分かれた。
純粋に演奏を聞いて感動したには久しぶりな時瀬。
演奏を揃える難しさを評価される姫坂。
全国でも3校はトップクラス。
最後の審査員は音楽は純粋に感動を伝えるもの、言語も越える。
その感動を軽いと軽蔑せずに光を当てるべきだ。
会場からも拍手が溢れる。
皆が納得の1位だった。
アキちゃん先生だから上達できた、スパルタだけれど。
お兄ちゃんと呼ばれて抱きつく。
滝浪先生も内心はヒヤヒヤだった。
これで負けたら編曲者の問題。
感動を与える曲はともすれば軽く見られがち。
かずさは悔しくて立ち上がれなかった。
何よりも自分たちの演奏を信じられなかった。
2年生の先輩に次の機会を与えてあげられなかった。
ごめんなさい。
大丈夫、最高の演奏だった、また、ここから始めればいい。
俺の力不足だと謝る山本先生。
部長たちこそ力不足と謝る。
澪は勝つつもりだった、3年生と先生は最後だと分かっていた。
もっと前から今日の演奏が出来ていればと悔やむ。
演奏は最高だった、澪は星空を見た、楽曲が好き。
澪も頑張ってねと告げる。
今は無き売地で座り込んで会話する。
全国大会用の滝浪先生の曲は難しくて想像もできない。
絶対に嫌だ。
それよりも新歓用の合奏曲を練習しよう。
---最終回---
神奈川県予選の結果と各自の問題が解決する最後に相応しいエピソード。
さとわと母の凝りも解けて実家に住むのだろうか?
晶も兄と久しぶりに会えて心の中の負い目が消える。
晶の祖母はもう既に浄化されているのかな?
負けたチームは辛いですよね。
姫坂は2年生の先輩の機会を作れなかったと謝る。
珀音も曲の問題か演奏の問題かと謝罪合戦。
時瀬の感動を与えられたことが全て、音楽とは楽しむこと。
審査員の技術や古典を引き合いに出すのはどうかと思う。
ただ感動は素人判断に近くなるのも事実。
かつてのポプコンで素人審査員の票を増やすと衰退していったことを思い出す。
適度な技術と感動のバランスで審査するのが難しい。
神奈川県予選でこれなら、東京、埼玉など激戦区でも同様の結果が
あるような気がする。
そういう意味で県代表ではない関東大会的な大きな枠で
上位6校を選ぶような大会もあっても良いと思う。
ここまでの26話2クール、面白い感動できる作品だった。
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