この音とまれ! BS11(12/21)#25
第25話 天泣
審査は各自に任せるしかない、何を重要視するかは分からない。
この2校で決まりだなと誰もが考えていた。
大丈夫です、あなた達は私の厳しい指導を学んだのですから。
大丈夫だよ、僕たちは一番練習したよ。
嬉しさで今まで言えずにすれ違った言葉を話したくなる。
さとわの独奏から始まる楽曲、その音だけで別格の才能が伝わった。
丁寧さと綺麗さが他校と違う事が分かる。
終わりたくない、もっとひいていたい、そう考えるほどの楽しさだった。
全員の見せ場が演出された楽曲に感心する山本顧問。
楽しいから終わりたくないと思える演奏も最後。
そして最後はさとわの独奏で締める。
見事に演奏を終える。
終わっても反応がないので自信を失ってしまう。


滝浪先生には当然の結果だった、あいつらの練習を知っているから。
観客席は号泣の嵐だった。
誰もが泣いていた。
これが最後なのに山本先生は新しい曲を作りたくてウズウズしていた。
結果発表までは時間があるのでどうする?
全員で母親を探す、着物を着ています。
晶も行きたいと滝浪先生を誘う。
全員で会場を探すが見つからない。
探していない場所は舞台裏だけ。
そんな場所に居るはず無いのに。
さとわ、母親が声を掛けた。
---最終回 「スタートライン」---
予選が始まって、この構成は分かっていたが作画が頑張ってました。
止め絵を殆んど使用せずに描いてました。
演奏する手はほぼ動いていたのは評価したい。
楽曲の演奏もフルに近い?のも素晴らしかった。
演奏と映像の最高峰はユーフォ2期の大会ですよね。
惜しむらくはAパートの最後に余韻が欲しかった。
直にCMは演出上、悲しかった。
アバンの珀音の秒数を削って欲しかった。
ここまで喋らなかった審査員も明らかに違うと言わせるなど周囲の評価で
素晴らしさを演出する王道手法。
観客も感動から自然に涙が溢れてしまう。
演奏後も涙が止まらないので拍手が出来ない。
そんな最高の評価から、さとわの母親探し。
壊れた家族の再構築が始まる。
誤解が氷解するのは次回。
演奏も映像も演出も良かった、最高のエピソードだったと思う。
この作品のオリジナル曲、久遠、天泣は作者の姉と母が作曲したらしい。
作者自身がお箏の家元の出身らしい。
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