俺を好きなのはお前だけかよ BS11(12/18)#11

第11話　俺はいらないかもしれない

　

タンポポは未だパンジーに彼氏を作ろうとしている。

今回はパンジーの写真を見て喜ぶジョーロがターゲット。

パンジーもその気なので一緒にワタワタダンスを踊りましょう。

コスモス会長が済まないと謝る。

職員会議で図書室の廃止が決定してしまった。

策は無いことはないのだけれど、10倍の利用者を集めないといけない。

ひまわりはテニス部、サンちゃんは野球部の仲間に声を掛けてくれる。

椿はお店の利用者に声を掛けてくれる。

ジョーロは友達が少ないので協力が難しい。

でもジョーロにも頼れる味方がいる。

しかも都合よく遭遇できた唐菖蒲高の葉月だった。

事情を説明すると彼も同じ問題の経験者だった。

しかも解決出来た当事者だった。

早速、翌日彼が訪れるが女子生徒が二人同行。

以前に漱石の本を見つけてくれた二人。

ところが3人はパンジーと同じ中学で良く知っている様子。

逆にパンジーは怯えてしまう。

桜原桃、通称チェリー、草見月、通称月見。

葉月保雄、通称ホースでジョーロの上位互換な名前だった。

なにせ爽やかなので彼がハーレムラブコメの主人公に思える。

月見はホースをパンジーと二人にしようと仕掛ける。

本の移動やポスター、ビラのアドバイスをする。

一通りのアドバイスが終わるとホースとパンジーを一緒に帰らそうとするが

　あすなろが気づいてパンジーに用があると誘う。

月見がジョーロを誘って全員を連れてファミレスで相談。

チェリーと月見はホースが好き。

でもホースはパンジーが好き。

なのでホースとパンジーが付き合えるように協力してほしい。

ジョーロは何かがおかしいので協力できない。

コスモス、ひまわりもパンジーの気持ち優先だからと断る。

二人も気にしないでと帰っていく。

コスモスはひまわりと残って相談する。

月見とチェリーがホースのために他人と付き合うために行動するのが理解できない。

サンちゃんが悩むジョーロに声を掛ける。

本人に確かめるジョーロ、パンジーに全てを説明を求める。

ホースはパンジーにとっては悪魔、彼から逃れるために変装していると言える。

中学時代に人気者だったパンジー。

彼女の周りに下心を持つ男女が群がった。

それを助けてくれたのがホース。

しかし彼はパンジーに惚れてしまった。

断ったが、それでも他人から助けてくれた。

彼は他人の裏の気持ちに気づかない善意だけの塊。

善意は無自覚に人を傷つける。

助けてもらった関係上、強くは断れない。

彼と一緒に居たくないなら俺がなんとかする。

ジョーロだけに任せられないとパンジーもなんとかする。

サンちゃんがパンジーを呼び出して俺にチャンスが回ってきたと喜ぶ。

---最終回　「俺が好きなのは…」---

　

遂に登場した唐菖蒲高校のホース。

彼が善意の塊だから問題らしい。

でも月見もチェリーも好きだと言えばいいだけに思える。

それを許さない何かがあるのでしょうね。

この作品は少し捻った問題を作り出して、それを理解して解決する。

俺ガイル、に近い作風。

でも毎回、新キャラが問題を提起するストーリーは飽きてきた。

小説なら日常も描かれて問題だけが描かれるわけでもないのでしょうか？

何というか常に何某かの問題ばかり起こっている感じ。

今回のサンちゃんの行動は本気か方便なのか？

偽の恋人になるのか？それとも困っているパンジーを見せて理解させるのか？

ジョーロの秘策は意味を成すのか？

次回の解決編で綺麗にまとめてもらいましょう。