食戟のソーマ 神ノ皿 BS11(12/14)#10

第10話　必殺料理の作り方

司と竜胆は手分けして前菜とメイン料理を調理する。

一方、ソーマとえりなはキッチンでも言い争い、不安しか無い。

竜胆は前菜を完成させた、司も完成間近で良いタイミング。

ソーマとえりなは言い争い中。

竜胆の前菜はきのこのミルフィーユ。

椎茸をメインに据えて酸味が程よく聞いている。

それはアリの蟻酸だった。

蟻酸も少しなら食べても良い。

そして司は塩釜で鹿肉を調理した。

本気のスペシャリテを完成させる。

ソーマにも味見させてくれる、勝負したときには調理しなかった本気のスペシャリテ。

審査員も絶賛の味。

あまりの美味で薊のおさづけが発生した。

薙切家の人間は、おはだけが可能となる。

その上位互換のおさづけ、他人をおはだけさせてしまう。

水戸郁魅が下着姿になっていた。

昨夜の会議でも中々決まらない。

薊総帥はえりなを鍵として利用するつもりだと聞かされる。

神の舌を中心に置いて料理を取り仕切るつもりだった。

それならばとソーマもえりなの舌を利用する。

昨夜に前菜ならパテ・ド・カンパーニュを調理しろとえりなが告げた。

それを実践しているはずだがアレンジしまくり。

次々に味見をして指示をするえりなに答えられるソーマ。

完成したのはアニメでよく見る骨付きの原始肉。

牛バラを巻いた下にはベーコンで整えてトリの砂肝などを練り込んだパテがある。

味付けは焼肉のたれ、それに蜂蜜や玉ねぎ柑橘系を加えた。

その中には四ノ宮の技法にも通じる野菜の下処理があった。

それぞれの野菜に適した調理が施されているのが分かる。

食べ勧めると突然の香りの爆弾が炸裂する。

コンソメのゼラチンを注射器で予め注入していたのだった。

審査員が気づかぬうちに、おさづけになっていた。

薊総帥もソーマの料理に感動していたのだった。

単品としては司の料理に匹敵するかもしれない。

しかしコース料理では最悪手と言わざるを得ない。

昨夜ソーマはえりなの料理を試食していた。

その全てが司のメイン料理に負けている。

えりなの全てを詰め込んだスペシャリテを調理できなければ負ける。

俺の前菜に勝てるメイン料理を調理しろ。

これは俺とお前の食戟でもある。

---次回　「希望の唄」---

　

先にセントラルの料理が提供されたのでソーマ、えりなの勝ちは決まり。

問題はえりなですね。

父の教えを捨てて乗り越えられるか？

でも娘の舌を利用する父ってかなり恥ずかしい。

司も学生だったので大人の言葉に迷わされた感じですね。

まあ大人は狡い事もできると言えそうです。

おさづけねぇ、まあ、おはだけ以上のインパクトが欲しかったのでしょうね。

演出上は突然になるので効果は薄い。

アニメ向きではない、漫画向きな思わぬ誤算ですね。

やはりこのアニメでは王道のおはだけですよね。