この音とまれ！ BS11(11/30)#22

第22話　決戦の朝

　

武蔵は箏曲部の先輩の想いも込めて神奈川県予選に向かう。

朝食は母親が気合を入れて準備してくれた。

予選は日曜なので母も父も観戦に出かける予定。

弟は全国に出場するなら応援しても良い。

愛は祖父の言葉に答えたい。

妃呂が武蔵を待っていた。

お互いに緊張していたので心強い。

愛を見送る衣咲、哲生と観戦に行くから。勝ってくるから。

かずさは邦楽祭で負けた雪辱を記していた。

妹のねねに癒やされながらも気合を入れる、姫坂は負けない。

澪は空を眺めている、鈴森は心配で急き立てる。

インフルエンザで休んでいた顧問の山本大心先生も駆けつける。

3バカは駅で待ち合わせ中、既に緊張でガチガチだった。

滝浪先生も揃って会場に向かう。

さとわは昨夜、作ったお守りを持参、柱の形に名前が縫われた品だった。

初めてのお守りに大喜びの愛。

邦楽プレスの塚地もコネ入社女子と予選を観戦する。

邦楽祭のDVDは彼女に使用不能にされたので伯音の演奏を知らない。

神奈川県予選は参加校14校で代表は1校だけ。

友だちだと澪が接近、互いに負けないと言い合う。

顧問の先生同士が挨拶する。

会場では姫坂が後から入場、普段のさとわラブの抱きつきはない。

それほどに本気のかずさだった。

姫坂は3番手の出場だけに調弦を始める。

後半が有利なだけに不安要素になっている。

邦楽祭で伯音に負けて雪辱を果たすためにも頑張ってきた。

審査員との相性もある。

伯音は時瀬の前の出場、時瀬は最後から2番手。

箏を運んでもらった仁科楽器店のお婆ちゃんに祖父の代わりに礼を述べる愛。

本当は一番に聞いてもらいたかったのは祖父。

全国に連れて行ってやるからな。

晶はお稽古が終わって予選に向かう。

家元を誘うが親としては娘を受け入れられず突き放した。

今更、親の資格もないと不参加を決めていた。

有無をも言わさず手を引っ張る晶、祖母も引き連れて会場に向かう。

会の柵で雁字搦めになって動けなくなるのも、そうなった人を見るのもうんざりなんです。

伯音の演奏曲の作曲者は東条雅、オリジナル曲で詳細は不明。

姫坂の演奏曲がたいそう難しい曲だとさとわは心配する。

やることは全てやったと姫坂がステージに向かう。

---次回　「王者の覚醒」---

　

今回は予選当日の各自の様子を丁寧に描いたエピソード。

演奏は見られなかったのが残念ですが、次回は姫坂を堪能できそうです。

王者伯音に雪辱を期する姫坂が凄い感じです。

本気の練習で難易度の高い曲を仕上げてきた様子。

伯音も作曲者が不明って誰でしょうね。

今回初登場の顧問の先生かな？

でもそれっぽくない感じなので生徒の親の可能性もあるかも。

晶の闇落ちからの脱出がさとわと母の仲直りに関連するのは上手いですね。

彼女が復活したので後押しできる、良い関係ですね。

ついでに彼女と祖母との関係も浄化できそう。