放課後さいころ倶楽部 BS11(11/28)#09

第9話　ダルマサンガコロンダ

　

文化祭の後は中間テスト。

無事に終わってエミーは翠のバイト先、さいころ倶楽部に行きたい。

京都の町は道が碁盤の目のようなので分かりやすい。

方向さえ間違わなければと告げる。

でもエミーは方向音痴だった。

エミーの祖母は日本人で、日本在住は4年目。

日本語でテストも受けられるのが凄い。

さいころ倶楽部で懐かしいエルフェンランドを発見。

パッケージは小さくなっているが内容は同じ。

世界を移動してアイテムを回収するゲーム。

綾と美姫にゲームの説明をして4人でプレイ。

手札が出せなくなると終わりで4ラウンド行う。

結局はエミーが全アイテム回収、ゲームでは方向音痴じゃない。

そのセリフは日本へ旅立つ前に友人から言われた言葉。

別れるときに親友のアンナは嘘つきと言った。

いつも一緒に遊んだ友人で一緒にゲームデザイナーになろうと約束したのだった。

そんな過去を思い出して涙を流してしまう。

世界中の子供を笑顔にするゲームが作りたい。

エミーは翠のライバルだった。

でも素直には言えない翠、先に帰ってしまう。

エミーは町ですれ違ったときに翠の言葉を覚えていた。

日本の子どもの遊びを知りたいとエミーが話す。

それならダルマサンガコロンダ？

早速ルールを伝えて実際に遊ぶ。

同じようなゲームがヨーロッパにもあります。

ドイツでは山の牛、イギリスでは青信号、赤信号。

実際に遊んでみて、いつ終わるの？

日本の遊びは終わりが明確でないものが多い。

どんなゲームでも面白くなる要素がある。

このゲームにはご褒美がない、終わりがない。

そこで鬼にタッチすると1ポイント、鬼がタッチしても1ポイント。

鬼にタッチしても逃げ遅れると捕まるのでリスクが大きい。

鬼は順番に代わって1順したら終わり。

たった、これだけのルール変更でゲームを真剣に遊ぶことができる。

アレックス・ランドルフは全てのゲームは進化の途中だと言った。

進化の連続からゲームは楽しくなる。

実は翠の夢が話せなかったことを知って美姫がエミーに相談した。

それの答えが今回のゲームだった。

翠もようやくエミーに自分の夢、ゲーム作家になりたいと伝える。

---次回　「ハッピーホーリーナイト」---

　

今回はエミーに綾たちのテリトリーを紹介するエピソード。

翠のバイト先や夢など今まで描かれた内容を互いに知ること。

友だちの第一歩ですね。

翠は未だ自分の作品を見せるのが恥ずかしいのか素直に話せなかった。

そんな翠を気遣う美姫でした。

綾は今回も元気いっぱい、なだけだったかも。

ただボードゲームにこだわりすぎないような子供の遊びを題材にしたエピソードだったかも。

同じようなゲームがヨーロッパにもあるのは面白い。

知的な側面が興味深かった。

ただ毎回ボードゲームを紹介する必要があるのかなとも思う。