この音とまれ! BS11(11/09)#19
第19話 対峙
兄は天才だった。
兄が何度も繰り返し練習すれば出来ると教えた。
優勝するまでコンクールに出場する。
頑張る晶に優勝させてやりたいと願う両親。
両親が交通事故で亡くなり、兄が大学を辞めて働く。
兄が箏を辞めるのは忍びない。
それで椿会は安泰。
コンクールにはさとわも出場する、晶は以前に演奏を聞いたことがある。
虚しかった、失格のお陰で1位になれたと噂される。
誰もがさとわの優勝を感じていた。
鳳月以上に椿会が既に空っぽなのに。
部室でさとわの音に光を感じる。
練習では愛の吸収の速さに驚く。
実は良くも悪くも平凡でこの二人を十七弦に選んだのが不思議。
妃呂の押さえが弱いと告げて具体的な指示をする。
脇を締めて体重を掛けると簡単に抑えられた。
晶は口は悪いが指導は適切だった。
仁科楽器店での自主練習、晶の音が濁っているが頭から離れない。
怒るさとわに、いつもどおりの反応、昼間は喉が痛かったから。
晶のコンクールのDVDが手に入ったので全員で視聴する。
さとわが下駄箱で晶に頭を下げる。
失格者に負けた1位と言われてきた。
自分が兄に守られていた頃と同じ年齢の今のさとわ。
さとわは晶に教わりたいことがある。
1音で打ち砕かれた自分に何を教えろと?
突然ですが今日で箏曲部の指導を辞めさせてください。
---次回 「もう一度」---
堂島晶の過去、天才が身近に居たがゆえの悲劇。
それでも努力することが天才なのですが、気づいていない様子ですね。
彼女だって優勝は伊達じゃないのですよね。
1番であることに拘り過ぎたのが問題ですね。
2番でも十分凄いことに気づいていない。
兄もさとわも練習量は凄いはずで、それを気づいていないのかもしれない。
指導も毒舌ですが的確ですよね。
彼女には兄やさとわにはない才能があることに着づければ闇から脱出できそうですね。
祖母と母に問題のある二人だけに、柵から脱出できれば変われそうに思う。
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