櫻子さんの足下には死体が埋まっている TokyoMX(11/25)#08
第捌骨 託された骨 後編

佐々木先生の遺品を届けたいと持ち替える正太郎。
佐々木先生を知ることは櫻子を理解することだと思っていた。
櫻子にケーキを届けると不機嫌だった。
それでも無理やりに遺品を届ける運搬を依頼する。
猫の骨が見当たらないと尋ねると勘違いだと誤魔化される。

佐々木篤郎の姉、春間小雪に遺品を届ける。
珍しい足だと感心する櫻子、人差し指が親指より長い。
弟も櫻子と同じでケルト型を感心していたらしい。
曾根夏子は姉の世話をしてくれていた、親友です。
遺品には、もう一つ骨が見つかると思っていた、夏子の赤ん坊の骨が。

佐々木家は大きな商家で生まれつき足の不自由な姉のお世話に
母親が遊郭で亡くなった天涯孤独の曾根夏子を雇った。
17歳の頃に未婚で子供を産んだ夏子。
早産ですぐに亡くなった。
その後、姉の小雪は嫁いで夏子も家を出た。
弟は家を勘当されて教師になったが結婚はしなかった。

寄生木の関連する場所に埋められているかもしれない。
春光台の白樺の樹の根元を掘るとオルゴールが掘り出される。
中には成人女性の腰椎の骨も含まれていた。
それはラテン語で小さな乳房と呼ばれる骨を入れたのは佐々木先生だろう。

オルゴールは小雪が夏子にプレゼントしたもの、一緒に埋められると喜ぶ。
本当の母親の墓に一緒に入れると櫻子。
出産直後に赤ん坊の骨を埋めるのは無理、だから夏子が母親ではない。
赤ん坊の足の骨がケルト型、遺伝で小雪が母親だろう。
もしそうでないなら、父親の遺伝となり、赤ん坊の父親は佐々木先生か
佐々木先生の父親となる。
小雪が母親で出入りの男性との間にできた子供だった。
夏子は弟との恋路を捨てて姉を守った。
ケルト型の足から佐々木先生は夏子と父親の仲を疑った。
自分とは異母兄弟だと思って結婚を諦めたのだろう。
寄生木の作者、徳富蘆花を調べて小雪と夏子の写真を手渡す正太郎。
寄生木のモデルが無くなって徳富蘆花が詠んだ歌が書かれていた。
小雪が写真のことの姿に見える。
真実は必ずしも一つであるとは限らない。
正太郎は推理した、桜子が飼っていた猫の名は尺骨の名称のUlna。
でも上腕ではなく肘から先には橈骨、Radiusも存在する。
つまり櫻子さんは2匹の猫を飼っていた、UlnaとRadius。
その猫の骨を学校から持ち帰った。
櫻子さんは高校のOGで10年前は女子校でお嬢様が通っていた。
だから理科室の位置も、佐々木先生も知っていた。

正太郎の推理は正しく、佐々木先生から標本作りを学んだ。
唯一の愛弟子と言われたのだった。
飼猫の2匹が毒をもられて苦しんで亡くなった、佐々木先生に相談した。
修繕が必要な状態なので持ち帰ったが手放したくなくなった。
磯崎先生と狐の標本と交換しても良いと交渉済みだった。
叔父の設楽教授と話す櫻子、深入りするつもりはありません。
でないと私は・・・。
---次回 「」---
ケルト型の足が鍵でしたが、悪魔の手毬唄ですね。
横溝作品でも実家に帰って知らぬ間に子供を産む話があります。
昔は産婆さんが取り上げたので、誰が母親かは誤魔化せたらしい。
でも同居人ならお腹が大きくなるので分かるはず。
出産時に佐々木先生は既に教師として自宅を出ていたのでしょう。
でも多分に佐々木篤郎、曾根夏子、春間小雪の関係は
戦前の物語で横溝的な世界でした。
寄生木から縁の土地に骨が埋まっている辺りは、出来過ぎ感もあり、
あまり面白くはない。
骨の別名の由来を披露したかっただけでしょうね。
そして小雪が女学生に見える演出は必要だろうか?
セピアカラーで昔に戻った小雪の脳内イメージで表現するだけでよかったと思う。
正太郎の推理は面白かった。

佐々木先生の遺品を届けたいと持ち替える正太郎。
佐々木先生を知ることは櫻子を理解することだと思っていた。
櫻子にケーキを届けると不機嫌だった。
それでも無理やりに遺品を届ける運搬を依頼する。
猫の骨が見当たらないと尋ねると勘違いだと誤魔化される。

佐々木篤郎の姉、春間小雪に遺品を届ける。
珍しい足だと感心する櫻子、人差し指が親指より長い。
弟も櫻子と同じでケルト型を感心していたらしい。
曾根夏子は姉の世話をしてくれていた、親友です。
遺品には、もう一つ骨が見つかると思っていた、夏子の赤ん坊の骨が。

佐々木家は大きな商家で生まれつき足の不自由な姉のお世話に
母親が遊郭で亡くなった天涯孤独の曾根夏子を雇った。
17歳の頃に未婚で子供を産んだ夏子。
早産ですぐに亡くなった。
その後、姉の小雪は嫁いで夏子も家を出た。
弟は家を勘当されて教師になったが結婚はしなかった。

寄生木の関連する場所に埋められているかもしれない。
春光台の白樺の樹の根元を掘るとオルゴールが掘り出される。
中には成人女性の腰椎の骨も含まれていた。
それはラテン語で小さな乳房と呼ばれる骨を入れたのは佐々木先生だろう。

オルゴールは小雪が夏子にプレゼントしたもの、一緒に埋められると喜ぶ。
本当の母親の墓に一緒に入れると櫻子。
出産直後に赤ん坊の骨を埋めるのは無理、だから夏子が母親ではない。
赤ん坊の足の骨がケルト型、遺伝で小雪が母親だろう。
もしそうでないなら、父親の遺伝となり、赤ん坊の父親は佐々木先生か
佐々木先生の父親となる。
小雪が母親で出入りの男性との間にできた子供だった。
夏子は弟との恋路を捨てて姉を守った。
ケルト型の足から佐々木先生は夏子と父親の仲を疑った。
自分とは異母兄弟だと思って結婚を諦めたのだろう。
寄生木の作者、徳富蘆花を調べて小雪と夏子の写真を手渡す正太郎。
寄生木のモデルが無くなって徳富蘆花が詠んだ歌が書かれていた。
小雪が写真のことの姿に見える。
真実は必ずしも一つであるとは限らない。
正太郎は推理した、桜子が飼っていた猫の名は尺骨の名称のUlna。
でも上腕ではなく肘から先には橈骨、Radiusも存在する。
つまり櫻子さんは2匹の猫を飼っていた、UlnaとRadius。
その猫の骨を学校から持ち帰った。
櫻子さんは高校のOGで10年前は女子校でお嬢様が通っていた。
だから理科室の位置も、佐々木先生も知っていた。

正太郎の推理は正しく、佐々木先生から標本作りを学んだ。
唯一の愛弟子と言われたのだった。
飼猫の2匹が毒をもられて苦しんで亡くなった、佐々木先生に相談した。
修繕が必要な状態なので持ち帰ったが手放したくなくなった。
磯崎先生と狐の標本と交換しても良いと交渉済みだった。
叔父の設楽教授と話す櫻子、深入りするつもりはありません。
でないと私は・・・。
---次回 「」---
ケルト型の足が鍵でしたが、悪魔の手毬唄ですね。
横溝作品でも実家に帰って知らぬ間に子供を産む話があります。
昔は産婆さんが取り上げたので、誰が母親かは誤魔化せたらしい。
でも同居人ならお腹が大きくなるので分かるはず。
出産時に佐々木先生は既に教師として自宅を出ていたのでしょう。
でも多分に佐々木篤郎、曾根夏子、春間小雪の関係は
戦前の物語で横溝的な世界でした。
寄生木から縁の土地に骨が埋まっている辺りは、出来過ぎ感もあり、
あまり面白くはない。
骨の別名の由来を披露したかっただけでしょうね。
そして小雪が女学生に見える演出は必要だろうか?
セピアカラーで昔に戻った小雪の脳内イメージで表現するだけでよかったと思う。
正太郎の推理は面白かった。
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