第7話 白亜の公子
フォービスの君主ラドヴァンと交渉するため自ら単騎で赴くテオ。
フォービスは美しい街で住民を巻き込む争いは避けたい。
最悪でも戦場は町の外に設けたい。
テオがラドヴァンに会見、交渉するが決意は硬い。
テオが諦めてもセービス王ラシックの軍勢は3万、抗えることはない。
それなら自身の首を差し出すだけだと住民を巻き込むことは避けたい様子。
住民はラドヴァンを信じており、共に戦うことも辞さない覚悟を知らされる。
テオは共に負けることを持ちかける。
あくまでも人民の命を無駄に失わないことが最優先のテオ。
それを知ってラドヴァンは連合への寝返りを決意する。
そしてテオに忠誠を誓いたいと述べる。
今は従属者なので受けられないが、テオへの忠誠を預かりとする。
完全なる勝利の交渉だった。
君主会議が開催されるハルーシアへの通過国であるクロービス、フォーヴィスを
共にヴィラールの兵を出撃することなく平定できたのだった。
この事実に同盟のマリーネ陣営では動揺が走っていた。
ハルーシアに到着しての前夜祭ではヴィラールに賛同するもの、
敵対する君主が存在する。
ルクレーン公はヴィラールに賛同、ドーソン公は逆だった。
30年間でアルトゥーク領でしか戦いは起こっていない。
アレクシア・ハルーシア公子が参加する。
大講堂での一件でシルーカに礼を述べ、テオとは是非とも話したいと告げる。
ヴィラールはテオに紹介したい人が居ると現在のシスティナ領主の
ペディリコ・ロッシーニを紹介する。
コルネーロは英雄の名前、平民が名乗ってよい名前ではない。
ロッシーニにはテオの存在が不快に思えた。
連合の君主が集まった盛大なパーティに疲れて戻るがアーヴィンが居ない。
お忍びの高貴なゲストを出迎えていた。
それはアレクシア公子で、テオに会いに訪れた。
テオが領地と聖印を捨ててまでもシルーカを選んだ行為を知り
共感していたのだった。
彼にも愛する女性が存在した、同盟の長マリーネだった。
彼女と一緒になるために、大陸を1つに平定して皇帝は
平和裏に選出することが希望だった。
彼自身もテオのように全ての地位も名誉も捨てても愛する人と
一緒になりたいと考えていたのだった。
公子の高貴な志に感銘を受けてテオも大陸平定、皇帝選定の
希望を自身の目標とすることを誓うのだった。
公子を送る際に襲撃を受ける。
襲撃者はオベルタ、命令だけを遂行する魔法をかけられていた。
ロッシーニのフラッグが刻まれていた。
エマ、ルナ、シルーカと総動員でアレクシアを守るが狙いはテオだった。
ケットシーのバルギャリーもシルーカを守る。

テオを狙った襲撃だったが、アレクシア公子を襲ったことで
ロッシーニは連合からは除名されるでしょう、その時がチャンスです。
---次回 「会議は踊る」---
この作品は諸国や人物を字幕やナレーションで紹介しない。
地図も描かないし、公式サイトにも存在しない。
色々な情報を丁寧に描けば理解もしやすく楽しめるのに
行わないので解りにくくなってしまっている。
それらの費用も作画に費やしているのだろうか。
もっと予算を費やして人物、諸国を分かりやすく描けば
もう少し視聴者も増えるのにと思う。
キャラでも特徴が薄くて分かりにくい人物がいるのも残念。
美形男子キャラの描き分けが残念。
1話で生じた混沌による事件が大講堂の惨劇らしく
結婚するはずだった二人がアレクシアとマリーネらしい。
ようやく分かった事の始まりと繋がりでした。
マリーネとは従兄弟のヴィラール伯が敵対と
関係図も欲しいところ。
OPでマリーネが闇落ちしてますが、彼女が同盟諸国を
守るために決断するのでしょうか。
ようやく世界観が分かってきた気がする。
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