相棒
今更ですが...
見終わって、金かけてるな?、映画版はさすがにリッチだな?
とは思ったけれど、納得できない、釈然としない点が残ったので...
他の評論でも書いてましたが。
最初はチェスの棋譜を分かりにくく殺人現場に残して、猟奇殺人?っぽく
仕立てた犯人。そしてホームページを乗っ取って、分かる人を待つ感じ
の犯人。でも本来の目的には関係ない殺人。
そして右京とチェスをして、棋譜でヒントを与える周到さ。
これで、犯人は頭の切れる愉快犯を装った感じに設定。
しかし犯人と思われていた人間が、棋譜のヒントとは関係なく居場所が見つかり
そこには爆発のトラップがあり、犯人と思われていた人物が既に殺されている。
この犯人らしき人物のアジとの見つけ方が不満。真犯人が手を下したのに、
しかも爆発のトラップも仕掛けたのに、ヒントは無い。
後輩の連絡で駆けつけてみると、既に殺されていた。
これは計算なのか?? ちょっと理由付けが弱いような...
自殺に見せかけたいから?
でも棋譜のヒントから見つけた爆弾を積んだボートは爆発を回避できるような設定。
もう殺人は犯したくない?でも最初の棋譜のヒントになる殺人を3件も犯した理由は?
ここで殺人の必要性はあるのか?
また法廷で追求したいがために、わざと捕まる真犯人。ここの殺人を回避したのは
何故?
最初の無差別とも考えられる殺人とチェスの棋譜による暗示と
後半の殺人回避のケースの一貫性のなさ。同じ犯人なのか?と思えるストーリー。
このような犯人が異なると思えるストーリーに違和感が感じられた。
最初のホームページに掲載された殺人リスト?による部分とチェスで頭脳的な
愉快犯?部分が後半と上手く繋がらない。
少なくとも注目を浴びるだけなら、最初の殺人は不必要ではないのかと思われる。
そしてチェスを利用する意味が...最後の法廷での真実の暴露が目的だと、
たとえ国相手だとしても、他のやり方があるのではと思ってしまう。
他には右京の頭脳は冴えてるのは分かるが、肉体派の活躍する場面がもう少し
欲しかったな?
もっと走り回って欲しかったな。
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