第4話 決断
同盟に加入するため、ヴァルドリンド領のマリーネ・グランシェを訪れるシルーカ。
彼女の参謀役でもある魔法師はシルーカの養父だったアウベスト。
彼はテオの同盟加入を認めず、セーヴィスの領地の返還を求める。
交渉は決裂して連合のアルトゥーク伯ヴィラールと交渉を求めるが
会うことも叶わず魔法師のマルグレット先輩が対応する。
今は会うつもりがないと追い返される。
交渉に失敗してヴァルドリンドとの戦闘となってしまう。
マリーネはシルーカを魔法師として迎え入れるのが得策だと考えていたが
アウベスとは連合の君主が同盟に寝返る行為を一度認めると
同様の行為を行うものが増えると危惧していた。
ヴァルドリンドの重装騎士は手強く2万の軍を3千で迎え撃たなければいけない。
籠城でヴァルドリンドの攻撃を凌ぎ切るしかない。
各城門に塀を配置して侵入を防ぐ。
アイシェラは南門を守るが、重装騎士の攻撃に重傷を負ってしまう。
西門は突破されるが城内の兵士は撃退に成功する。
東門のネイマンは死亡、ラシックは敗走中。
しかしラシックは1対1では負けない、敵を細い道に誘導して反撃する。
セービス王が追走しているが、退路は絶たれている。
1対1の闘いでセービス王を打ち倒した。
此の機に乗じて停戦交渉に望むが失敗する。
お前たちはやりすぎた、セービス王を殺害したので条件は
テオの首を差し出すことになった。
シルーカの考えでは、テオの放逐でセービス王はラシックと考えていた。
それでもテオはヴェルドリンドと互角に戦った名声が残るので十分だった。
テオは条件を受け入れるつもりだったが兵士が従わず、迎撃となる。
ヴァルドリンド兵は停戦を受け入れられなかった。
停戦ではヴァルドリンド兵は負けたと思われる。
アウベストは出兵には懐疑的だった。
アルトゥーク伯に襲撃されるとマリーネを守れない。
マリーネは兵士の意を汲んで全軍での出撃を命令する。
テオたちの居城を取り囲むヴァルドリンド兵。
しかしアルトゥーク伯の兵がこの機を狙っていた。
アルトゥークの軍勢に撤退するヴァルドリンド軍。
アルトゥーク伯はシルーカが使命を果たしたと彼女が自分の
契約魔法師と扱いたいのだった。
テオにはセービスの領主として連盟の仲間となることを望む。
しかしシルーカを引き渡したくないテオは1騎士として従属を望む。
シルーカは便宜上、魔法師に属してテオは居城住みの君主扱いとなる。
ラシックがセービス王となるがテオに忠誠を尽くすことを約束する。
アイシェラは無事に回復、プリシラも只者ではない事がわかる。
彼女もテオに同行する。

シルーカはテオに惚れたかもしれないと気づく。
---次回 「常闇の森」---
シルーカの作戦は残念ながら通じず、絶体絶命のピンチ。
養父のアウベストの考えも間違ってはいない。
でも最悪の結果になったヴァルドリンドでした。
もう少し柔軟にシルーカとテオを取り込む懐柔策を施せば良かったと思われる
結果になりました。
アルトゥーク伯の襲撃を懸念していただけに全軍出兵がある意味
致命傷でした。
彼も野心家で従兄弟のマリーネを狙ってました。
彼の進軍を予見していたアウベストですが、それ程の仲の悪い従兄弟なら
評判を気にして戦った決断が過ちとなりました。
大将の決断が大事だという教訓なのかもしれない。
今回は魔法での戦闘がなかったが、魔法はお互いに相殺されている的な
映像が欲しかった。
そうでなければシルーカたちの戦闘でもう少し相手を追いつめられた気もする。
結果は同じでも描写は欲しい。
ラシックがセービス王を倒した細い稜線の隊道も取ってつけた感はある。
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